昨日のNYは、予想通りというべきか、金曜日の下げを半値戻しぐらい上げてきました。
これは、特段驚くようなことでもないので、東京への影響はないといった感じです。
今朝のネタとしては、事業統廃合と廃業のお話となります。
両方とも来るべきものがやってきたんだなと理解するしかない。
OKIの半導体が最後に輝いていたのは10年以上前のDRAMまで遡ってしまう。OKIの港区芝浦などの不動産切り売りは延々と続いていて、一部はタワーマンションに姿を変えてしまっている。事業が企業向けのみとなったのはいいとしても、プレゼンスがとにかく薄い。縮小均衡はこれで終わりではないような気がする。
船場吉兆はオーナーの自業自得というしかない。何にも知らないと迷言「頭がまっしろ」に注意が行ってしまうが、社員への低待遇とか、食品偽装表示の方が問題。従業員にはかわいそうだが、あきらめて頂くしかない。
OKI、半導体部門をロームに売却・年内に1000億円規模
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080528AT1D270CR27052008.html
OKI(沖電気工業)は半導体部門をロームに売却する方向で最終調整に入った。年内に同部門を会社分割方式で譲渡する方向で、売却額は1000億円規模に達する見込み。国内半導体業界のM&A(合併・買収)は2003年に日立製作所と三菱電機がシステムLSI(大規模集積回路)事業を統合して以来。巨額の投資を必要とする半導体事業は単独での生き残りが厳しさを増しており、再編が再び動き出した。
28日にも両社が基本合意し、発表する見通し。両社は今夏に具体的な条件を確定、今年末までに実施する方向で最終調整している。実現すれば国内企業同士で半導体部門を丸ごと譲渡する初のケースとみられる。 (07:00)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080528-OYT1T00101.htm?from=top
牛肉産地偽装事件などで経営が悪化し再建中の料亭「船場吉兆」(大阪市、民事再生手続き中)は、廃業することを決め、27日、幹部従業員らに伝えた。
28日に湯木佐知子社長(71)が全従業員に伝え、取引先の金融機関にも説明する予定。
相次ぐ食品表示偽装に加えて今月上旬、客の食べ残した料理を使い回していたことが新たに発覚した。
これ以降、急速に客離れが進み、収益確保の見通しが立たなくなった。同社関係者によると、吉兆グループ各社や他企業からの支援も取り付けることができず、再建断念を決めたという。
(2008年5月28日03時11分 読売新聞)
これは、特段驚くようなことでもないので、東京への影響はないといった感じです。
今朝のネタとしては、事業統廃合と廃業のお話となります。
- OKI、半導体部門をロームに売却・年内に1000億円規模
- 「船場吉兆」廃業へ、偽装・使い回し発覚で客離れ進む
両方とも来るべきものがやってきたんだなと理解するしかない。
OKIの半導体が最後に輝いていたのは10年以上前のDRAMまで遡ってしまう。OKIの港区芝浦などの不動産切り売りは延々と続いていて、一部はタワーマンションに姿を変えてしまっている。事業が企業向けのみとなったのはいいとしても、プレゼンスがとにかく薄い。縮小均衡はこれで終わりではないような気がする。
船場吉兆はオーナーの自業自得というしかない。何にも知らないと迷言「頭がまっしろ」に注意が行ってしまうが、社員への低待遇とか、食品偽装表示の方が問題。従業員にはかわいそうだが、あきらめて頂くしかない。
OKI、半導体部門をロームに売却・年内に1000億円規模
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080528AT1D270CR27052008.html
OKI(沖電気工業)は半導体部門をロームに売却する方向で最終調整に入った。年内に同部門を会社分割方式で譲渡する方向で、売却額は1000億円規模に達する見込み。国内半導体業界のM&A(合併・買収)は2003年に日立製作所と三菱電機がシステムLSI(大規模集積回路)事業を統合して以来。巨額の投資を必要とする半導体事業は単独での生き残りが厳しさを増しており、再編が再び動き出した。
28日にも両社が基本合意し、発表する見通し。両社は今夏に具体的な条件を確定、今年末までに実施する方向で最終調整している。実現すれば国内企業同士で半導体部門を丸ごと譲渡する初のケースとみられる。 (07:00)
「船場吉兆」廃業へ、偽装・使い回し発覚で客離れ進む
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080528-OYT1T00101.htm?from=top
牛肉産地偽装事件などで経営が悪化し再建中の料亭「船場吉兆」(大阪市、民事再生手続き中)は、廃業することを決め、27日、幹部従業員らに伝えた。
28日に湯木佐知子社長(71)が全従業員に伝え、取引先の金融機関にも説明する予定。
相次ぐ食品表示偽装に加えて今月上旬、客の食べ残した料理を使い回していたことが新たに発覚した。
これ以降、急速に客離れが進み、収益確保の見通しが立たなくなった。同社関係者によると、吉兆グループ各社や他企業からの支援も取り付けることができず、再建断念を決めたという。
(2008年5月28日03時11分 読売新聞)