「豚インフルエンザの警戒水準をフェーズ4に格上げ」
朝5時過ぎに目が覚めて、何の気なしに杉崎美香が出てくるフジテレビが映るよう、リモコンの「8」のボタンを押してからしばらくボーっとしていたら、5時20分過ぎにPhase4の速報が飛び込みビックリ。
しかし、まだ対岸の火事である自分は、ベッドの上でしばらくボーっとしていた。
そんな時間が1時間ぐらい続いた。
出かける前には、茨城県での地震が東京23区内の自室にも届いた。あんまり気分のいいものではなかった。
日本国内の雰囲気は、明らかに不景気な状況であるのにもかかわらず、小沢一郎の秘書が献金で逮捕になって以降、なんとなくこれと言ったニュースを見なくなった感は否定しようもない。確かに、派遣切り、企業破たん、一時帰休、賃下げ、新卒就職難みたいな状況は今日現在ぜんぜん変わっている雰囲気はないのだが、新しい話が出てくる気配がない。そんなわけで、どん底状態なのに動きがない状況、停滞状況と化してしまっている。
政治の世界でもねじれきっているのに、これといった動きなんて見当たらない。
「太郎も一郎もダメだ」「国会の選挙がなんで地方議会選挙を意識しなければならないんだ」見たいな感じはあるが、だからといって大きな動きなんて見当たらない。
経済活動でも同様。冬場に自動車工場などがムリヤリにでも一時帰休を取りまくったこともあったので、「冬場よりはマシ」って状況にはなっているが、これも早めの損出しの反動でしかない。景気回復を訴えたいムキは「底打ち」を強調しているが、現実的ではない。
なんとなくではあるが、政治も経済も生活も無力感が支配しているだけのような気がしてならない。
雇用縮小や賃下げ→需要縮小→値下げ→雇用縮小や賃下げ…のループに完全に入ってしまった。明らかなぜいたく品であるヴィトンやヴェルサーチで中古品が多く出回るようになったなんていうのはそれほど切羽詰っていないが、コンビニ弁当が菓子パンやカップめんに取って代わられるってレベルになるとちょっと考えざるを得ない。
結局、何も考えないのが一番まともなのかもしれない。無力だ。
あんまりこれといったネタはないねーと思っていたら、
上智大学が聖母大学を吸収合併
の一報が。聖母大学は看護学部だけの単科大学なので、吸収合併後に上智大学看護学部に変わるということ。上智・聖母両大学のホームページにはしっかりと告知がされていた。
最近の吸収合併のケースにたがわず、吸収する側にない学部を追加するパターンだ。
【最近の大学の吸収合併例】
なお、上智・聖母両校ともカトリック系ということなので、宗派の問題はなさそう。これは関学のパターンです。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
きょうの東京株式市場は、
米連邦準備制度理事会(FRB)が大手金融機関のシティグループとバンク・オブ・アメリカに資本増強を要請した
と報じられたことが全て。
その報道があってからというもの、当然のように世界中で開いている株式市場は売られる展開になってしまった。東京・ソウル・シドニー・香港・ムンバイ…枕を並べる形に。
ついでに言ってしまえば、資本増強報道からドル安に向かってしまったので、当然のように輸出比率の高いところを中心に売りがどっさりと出る始末。
キヤノン(2780▼115)シャープ(1009▼97)ソニー(2455▼85)
日産(467▼38)トヨタ自動車(3660▼130)
「9時20分の上げはなんだったんだ」とか、「GW中のリスク回避で現金化」とか、「13時半にドコモが10/03期に増配報道でブン投げられた(注1)」なんてことをもともとは想定していたのだが、そんなのは小さな扱いになってしまった。ただ、GW直前で参加者が少ない事は否定の余地もなく、「9時20分の上げ」にしても「シティ・BOAの資本増強での下げ」にしてもオーバーシュートの感は否定しようもありませんでした。
結局、きょうの下げ要因はアメリカ様であるため、7時間半後に開くニューヨーク市場で大幅安は避けられなさそうと見なしたためか、日経平均・TOPIXとも安値引けで終わりました。
日経平均 8,493.77 ▼232.57
TOPIX 811.99 ▼21.11
JASDAQ 41.47 ▼0.36
以下はくたびれ損のお話です。
実は、昨日の寄り付きでリコーを買っていて、その直後に指値売りを出していたら今日の10時過ぎに売れていた。1293で買って1297で売った。一見何の事はない話なのだが、値動きの変遷を見ると信じがたい動きに。
【きのう】
1293で寄り付く→その後、1293を越えないままズルズルと売られて、1237まで下げる有様。終値は1258。
【きょう】
寄り付きはパッとしなかった。1232まで下げた。しかし、9時20分過ぎから怒涛の如く上げ、10時18分には1308まですっ飛ぶ。
要するに、一時的には61円(=1293-1232)円損していた形だったが、一時間ぐらいで4円の利益で売却。5%の損失から利益。手数料を考慮しても(ほんのわずかですが)利益が出たのは良かったのだが、訳わからん。(注2)
しかし、詰めが甘い。そのあとで「ナニコレ安い」とばかりに花王に手を伸ばしてしまったのは明らかにミス。ついでに、「資本増強報道」を知らずにキヤノンに手を伸ばしたのもミス。リコーで免れた含み損を花王とキヤノンでわざわざ抱える形になっているのですから。
明日家を出た後、ホテルに置かれる(たぶん)花王のボトル入りのボディーソープを使いながら、ニューヨークの株式が持ち直していることだけを祈る以外にありません。
きょうはここで終わりとします。
※注1 ドコモはきょう決算発表を行い、その中で10/03期の配当は前期比400円増の5200円になることが公表されています。
※注2 リコーの昨日寄り付きから自分が売却できるまでの値動きです。後場は他の銘柄同様大幅に値下がりし、(1217▼41)が終値となっています。
朝5時過ぎに目が覚めて、何の気なしに杉崎美香が出てくるフジテレビが映るよう、リモコンの「8」のボタンを押してからしばらくボーっとしていたら、5時20分過ぎにPhase4の速報が飛び込みビックリ。
しかし、まだ対岸の火事である自分は、ベッドの上でしばらくボーっとしていた。
そんな時間が1時間ぐらい続いた。
出かける前には、茨城県での地震が東京23区内の自室にも届いた。あんまり気分のいいものではなかった。
日本国内の雰囲気は、明らかに不景気な状況であるのにもかかわらず、小沢一郎の秘書が献金で逮捕になって以降、なんとなくこれと言ったニュースを見なくなった感は否定しようもない。確かに、派遣切り、企業破たん、一時帰休、賃下げ、新卒就職難みたいな状況は今日現在ぜんぜん変わっている雰囲気はないのだが、新しい話が出てくる気配がない。そんなわけで、どん底状態なのに動きがない状況、停滞状況と化してしまっている。
政治の世界でもねじれきっているのに、これといった動きなんて見当たらない。
「太郎も一郎もダメだ」「国会の選挙がなんで地方議会選挙を意識しなければならないんだ」見たいな感じはあるが、だからといって大きな動きなんて見当たらない。
経済活動でも同様。冬場に自動車工場などがムリヤリにでも一時帰休を取りまくったこともあったので、「冬場よりはマシ」って状況にはなっているが、これも早めの損出しの反動でしかない。景気回復を訴えたいムキは「底打ち」を強調しているが、現実的ではない。
なんとなくではあるが、政治も経済も生活も無力感が支配しているだけのような気がしてならない。
雇用縮小や賃下げ→需要縮小→値下げ→雇用縮小や賃下げ…のループに完全に入ってしまった。明らかなぜいたく品であるヴィトンやヴェルサーチで中古品が多く出回るようになったなんていうのはそれほど切羽詰っていないが、コンビニ弁当が菓子パンやカップめんに取って代わられるってレベルになるとちょっと考えざるを得ない。
結局、何も考えないのが一番まともなのかもしれない。無力だ。
あんまりこれといったネタはないねーと思っていたら、
上智大学が聖母大学を吸収合併
の一報が。聖母大学は看護学部だけの単科大学なので、吸収合併後に上智大学看護学部に変わるということ。上智・聖母両大学のホームページにはしっかりと告知がされていた。
最近の吸収合併のケースにたがわず、吸収する側にない学部を追加するパターンだ。
【最近の大学の吸収合併例】
- 国立大学が国立医科大学を吸収(多数)
- 大阪大学が大阪外国語大学を吸収(外国語学部に)
- 関西学院大学が聖和大学(教育学部に)
- 慶應義塾大学が共立薬科大学(薬学部に)
なお、上智・聖母両校ともカトリック系ということなので、宗派の問題はなさそう。これは関学のパターンです。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
きょうの東京株式市場は、
米連邦準備制度理事会(FRB)が大手金融機関のシティグループとバンク・オブ・アメリカに資本増強を要請した
と報じられたことが全て。
その報道があってからというもの、当然のように世界中で開いている株式市場は売られる展開になってしまった。東京・ソウル・シドニー・香港・ムンバイ…枕を並べる形に。
ついでに言ってしまえば、資本増強報道からドル安に向かってしまったので、当然のように輸出比率の高いところを中心に売りがどっさりと出る始末。
キヤノン(2780▼115)シャープ(1009▼97)ソニー(2455▼85)
日産(467▼38)トヨタ自動車(3660▼130)
「9時20分の上げはなんだったんだ」とか、「GW中のリスク回避で現金化」とか、「13時半にドコモが10/03期に増配報道でブン投げられた(注1)」なんてことをもともとは想定していたのだが、そんなのは小さな扱いになってしまった。ただ、GW直前で参加者が少ない事は否定の余地もなく、「9時20分の上げ」にしても「シティ・BOAの資本増強での下げ」にしてもオーバーシュートの感は否定しようもありませんでした。
結局、きょうの下げ要因はアメリカ様であるため、7時間半後に開くニューヨーク市場で大幅安は避けられなさそうと見なしたためか、日経平均・TOPIXとも安値引けで終わりました。
日経平均 8,493.77 ▼232.57
TOPIX 811.99 ▼21.11
JASDAQ 41.47 ▼0.36
以下はくたびれ損のお話です。
実は、昨日の寄り付きでリコーを買っていて、その直後に指値売りを出していたら今日の10時過ぎに売れていた。1293で買って1297で売った。一見何の事はない話なのだが、値動きの変遷を見ると信じがたい動きに。
【きのう】
1293で寄り付く→その後、1293を越えないままズルズルと売られて、1237まで下げる有様。終値は1258。
【きょう】
寄り付きはパッとしなかった。1232まで下げた。しかし、9時20分過ぎから怒涛の如く上げ、10時18分には1308まですっ飛ぶ。
要するに、一時的には61円(=1293-1232)円損していた形だったが、一時間ぐらいで4円の利益で売却。5%の損失から利益。手数料を考慮しても(ほんのわずかですが)利益が出たのは良かったのだが、訳わからん。(注2)
しかし、詰めが甘い。そのあとで「ナニコレ安い」とばかりに花王に手を伸ばしてしまったのは明らかにミス。ついでに、「資本増強報道」を知らずにキヤノンに手を伸ばしたのもミス。リコーで免れた含み損を花王とキヤノンでわざわざ抱える形になっているのですから。
明日家を出た後、ホテルに置かれる(たぶん)花王のボトル入りのボディーソープを使いながら、ニューヨークの株式が持ち直していることだけを祈る以外にありません。
きょうはここで終わりとします。
※注1 ドコモはきょう決算発表を行い、その中で10/03期の配当は前期比400円増の5200円になることが公表されています。
※注2 リコーの昨日寄り付きから自分が売却できるまでの値動きです。後場は他の銘柄同様大幅に値下がりし、(1217▼41)が終値となっています。