小泉純一郎の地元・神奈川県横須賀市の市長選で、自民・民主・公明相乗りの現職を、前市議の候補が破ってしまった。68628対64147。
あああああ、って事が昨日起きてしまった。日本では現在、主だった政党といえるとことは上記3党と日本共産党で終わってしまうので、オール与党としても構わない形だ。それでも負けてしまう。政治不信はやはり深刻とせざるを得ない。
横須賀市長選 小泉元首相、威光薄れる? 吉田氏初当選 支援の現職敗北
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090629-00000045-san-pol
麻生太郎の失言を借りると「惜敗を期して」しまったことに。いや、「惜敗を喫して」しまったと言っておこう。
東国原英夫宮崎県知事や橋下徹大阪府知事、中田宏横浜市長などが最近蜂起する気配を見せているが、これはあくまで現在の政界不信の表れというところでしょう。
横須賀出身の有名人が誰かを考えてみた。やっぱり山口百恵だ。
彼女の代表曲「横須賀ストーリー」(1976)の出だしの歌詞を書いてみる事に。
これっきり これっきり もう これっきりですか
思いっきり宗教政党の公明党と手を結んでまで与党の座にしがみついた自民党では、安倍晋三・福田康夫・麻生太郎の短期政権が続いたのはただの悪あがきだったのかもしれない。半世紀以上続いた与党としての自民党は「これっきり」かもしれない。だからといって、鳩山由紀夫や小沢一郎の昭和自民党の流れを汲む者が主導する民主党も怪しい。結局前世紀の体制は制度疲労に陥っているんだなって理解せざるを得ない。
日本社会党(→社民党)は疲弊して既に主要政党とは言えなくなってしまった。公明党は所詮創価学会の圧力団体でしかないが、そんなことは公然の秘密なので党勢拡大なんてムリ。結局、新勢力に期待するしかないって結論を国民は下しているんですね。
五反田駅前で政治を叫ぶ松原仁(民主党衆議院議員)、コマ劇場跡前の噴水広場で政治を叫ぶ与謝野馨(自民党衆議院議員)よりも、五反田や歌舞伎町のホテルで愛を叫ぶアナウンサーやプロ野球選手の方が、永田町で麻生降ろしを合唱する国会議員よりも、阪神電車で六甲おろしを合唱する阪神ファンの方がよっぽどまともかもしれないと思える政局です。
横須賀出身には渡辺真知子もいる。デビュー曲「迷い道」(1977)の最後が、今の政局みたいです。
迷い道くねくね
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
きょうの東京株式市場は、前場は電機・精密・半導体の一部が堅調だったって感じだった。ただ、あくまで一部。ニコン、JSRはドカンと高くなり、キヤノンは大幅安の寄付きを埋めてきたり、パナソニックは強かったみたいなところがあった一方、信越化学はドスンと売られ、シャープは大した事ないなど。後場はシンプルに前場比で全面安って感じ。
26日に引用した、6月締めのファンド運用成績のための力ずくの株価ってやつは、きょうも効いているように思えてならない。
半導体銘柄のファンド内でニコンやJSRは高くしなければならず、信越化学や京セラは犠牲になっている。それを感じたのが前場だった。
その一方、後場はシンプルだった。
「みずほFGが最大6000億円の普通株増資をするとの報道が伝わると、先物が先行する形で値を消していった」というのが、おおよその銘柄に当てはまるのですから。
結局、今日のところは解説を前場と後場に分けて考えないと訳がわからなくなる相場だったようです。
日経平均 9,783.47 ▼93.92
TOPIX 915.32 ▼11.48
JASDAQ 47.47 ▼0.21
こんな日は、合わせ技でものを考えると何がなんだかわからなくなってしまう。
高島屋は26日引け後の決算発表を受けてドカンと受けて寄付きから急騰したが、その後売りに押された(高値は9時40分の775、大引けは751△32)。
JSRは前場買われて10時50分には1602まで行ったが、その後は売られた(1548△25)。
ニコンは前場買われて、後場12時38分に1614まで行ったが、その後は売られた(1573△17)。
キヤノンは寄り付きではドスンと売られたものの、その後買い直されて、10時20分~11時はプラス圏に。しかし、後場は売られた(3160▼80)
トヨタは前場は小安い水準で推移したが、後場は下げ幅を広げた(3570▼90)。
例外は、公募増資を発表した大和証券グループだが、寄付きがストップ安ではどうにもならない(587▼81)。
糖尿病薬「SYR-322」に追試が求められて、少なくとも2年は上市が延期されることが27に公表された武田薬品は、思ったほど下げなかった形に(3700▼90)。前場から安かったから、後場に影響が及ばなかったとするべきなのでしょう。
市況なんて奴は多くの要因を合わせて考えるしかないのであるが、きょうはそれが見事に当てはまってしまった感じ。
きょうはこんなところで終わりとします。
あああああ、って事が昨日起きてしまった。日本では現在、主だった政党といえるとことは上記3党と日本共産党で終わってしまうので、オール与党としても構わない形だ。それでも負けてしまう。政治不信はやはり深刻とせざるを得ない。
横須賀市長選 小泉元首相、威光薄れる? 吉田氏初当選 支援の現職敗北
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090629-00000045-san-pol
麻生太郎の失言を借りると「惜敗を期して」しまったことに。いや、「惜敗を喫して」しまったと言っておこう。
東国原英夫宮崎県知事や橋下徹大阪府知事、中田宏横浜市長などが最近蜂起する気配を見せているが、これはあくまで現在の政界不信の表れというところでしょう。
横須賀出身の有名人が誰かを考えてみた。やっぱり山口百恵だ。
彼女の代表曲「横須賀ストーリー」(1976)の出だしの歌詞を書いてみる事に。
これっきり これっきり もう これっきりですか
思いっきり宗教政党の公明党と手を結んでまで与党の座にしがみついた自民党では、安倍晋三・福田康夫・麻生太郎の短期政権が続いたのはただの悪あがきだったのかもしれない。半世紀以上続いた与党としての自民党は「これっきり」かもしれない。だからといって、鳩山由紀夫や小沢一郎の昭和自民党の流れを汲む者が主導する民主党も怪しい。結局前世紀の体制は制度疲労に陥っているんだなって理解せざるを得ない。
日本社会党(→社民党)は疲弊して既に主要政党とは言えなくなってしまった。公明党は所詮創価学会の圧力団体でしかないが、そんなことは公然の秘密なので党勢拡大なんてムリ。結局、新勢力に期待するしかないって結論を国民は下しているんですね。
五反田駅前で政治を叫ぶ松原仁(民主党衆議院議員)、コマ劇場跡前の噴水広場で政治を叫ぶ与謝野馨(自民党衆議院議員)よりも、五反田や歌舞伎町のホテルで愛を叫ぶアナウンサーやプロ野球選手の方が、永田町で麻生降ろしを合唱する国会議員よりも、阪神電車で六甲おろしを合唱する阪神ファンの方がよっぽどまともかもしれないと思える政局です。
横須賀出身には渡辺真知子もいる。デビュー曲「迷い道」(1977)の最後が、今の政局みたいです。
迷い道くねくね
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
きょうの東京株式市場は、前場は電機・精密・半導体の一部が堅調だったって感じだった。ただ、あくまで一部。ニコン、JSRはドカンと高くなり、キヤノンは大幅安の寄付きを埋めてきたり、パナソニックは強かったみたいなところがあった一方、信越化学はドスンと売られ、シャープは大した事ないなど。後場はシンプルに前場比で全面安って感じ。
26日に引用した、6月締めのファンド運用成績のための力ずくの株価ってやつは、きょうも効いているように思えてならない。
半導体銘柄のファンド内でニコンやJSRは高くしなければならず、信越化学や京セラは犠牲になっている。それを感じたのが前場だった。
その一方、後場はシンプルだった。
「みずほFGが最大6000億円の普通株増資をするとの報道が伝わると、先物が先行する形で値を消していった」というのが、おおよその銘柄に当てはまるのですから。
結局、今日のところは解説を前場と後場に分けて考えないと訳がわからなくなる相場だったようです。
日経平均 9,783.47 ▼93.92
TOPIX 915.32 ▼11.48
JASDAQ 47.47 ▼0.21
こんな日は、合わせ技でものを考えると何がなんだかわからなくなってしまう。
高島屋は26日引け後の決算発表を受けてドカンと受けて寄付きから急騰したが、その後売りに押された(高値は9時40分の775、大引けは751△32)。
JSRは前場買われて10時50分には1602まで行ったが、その後は売られた(1548△25)。
ニコンは前場買われて、後場12時38分に1614まで行ったが、その後は売られた(1573△17)。
キヤノンは寄り付きではドスンと売られたものの、その後買い直されて、10時20分~11時はプラス圏に。しかし、後場は売られた(3160▼80)
トヨタは前場は小安い水準で推移したが、後場は下げ幅を広げた(3570▼90)。
例外は、公募増資を発表した大和証券グループだが、寄付きがストップ安ではどうにもならない(587▼81)。
糖尿病薬「SYR-322」に追試が求められて、少なくとも2年は上市が延期されることが27に公表された武田薬品は、思ったほど下げなかった形に(3700▼90)。前場から安かったから、後場に影響が及ばなかったとするべきなのでしょう。
市況なんて奴は多くの要因を合わせて考えるしかないのであるが、きょうはそれが見事に当てはまってしまった感じ。
きょうはこんなところで終わりとします。