きょうも朝のワイドショーネタから。スポーツ新聞で、酒井法子が通信制4年大学に入るとか、介護系の専門学校に入学するとかが記されていることをワイドショーで取り上げていた。
そのほかでは、池袋の高層マンションに住む34歳結婚詐欺女と、女子大生キャバクラ嬢放火殺人事件の件が。取り上げ方を見ると、いかにも女性週刊誌的だった。結婚詐欺のほうは普通に怒りをぶちまけられるので大きく取り上げる一方、放火殺人事件のほうは「キャバクラ嬢」の部分をスルーしている。
一般的な女性は、キャバクラとか性風俗とかAVなどを忌み嫌うものである。従って、この手のやつは「悪」の面しか取り上げない。しかし、今回の件は「いいお嬢さんが殺されてかわいそうに…」でスタートしてしまったので、このことを一般女性に向けて取り上げるのは収益とか価値向上の意味からふさわしくない。
最近は、風俗店従業員の女性が店内で死傷しても、本名は明かされることはなくなった。水商売の女性従業員でもだ。名誉毀損訴訟リスクがあるので、取り上げないのが無難だからだ。従って、被害者の本名が出されてしまった「女子大生キャバクラ嬢放火殺人事件」をこれ以上取り上げるのは、マスコミの利益逸失回避の意味で、闇に葬り去られるに違いない。
関門海峡で海上自衛隊の護衛艦と韓国コンテナ船が衝突した事故があったので、別にかかわらなくてもいいようなものはスルーされてしかるべきだが、「女子大生キャバクラ嬢放火殺人事件」のスルーの仕方は「腐りかけの奥様(※)」をターゲットにしている感が強く、気持ち悪さだけを感じてしまうのでした。
(※)山下達郎が、竹内まりやとの交際中、レポーターに追いかけられたことに対して怒りをぶつけた「ヘイ・レポーター!」の一節から。
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きょうの東京株式市場は、基本はナスダックの下げに引きづられる形に。
しかし、個別では決算発表内容に左右される展開。きのう、今期上方修正を発表したホンダがドカンと高くなり、トヨタや日産が追随する流れになった(大引けではそんな感じなど消えてしまったが)一方、エコナ特損の花王や7-9月期が9割減益のリコー、1-9月期で7割強減益のキヤノンがドスンと下げる流れに。
リコーよりキヤノンの下げがきついのは、半導体関連がドスンと売られたから。キヤノンは半導体製造装置を作っているが、キヤノンより半導体製造装置の売り上げ比率が高いニコンもドスンと売られていた。アドバンテストも東京エレクトロンも信越化学もドスンと売られていた。
日経平均 10,076.66 ▼135.80
TOPIX 888.80 ▼6.68
JASDAQ 48.28 ▼0.63
OKIが4-9月期で連結赤字が70億円と、従来予想の105億円赤字より改善したのは、会計上はよしとしよう。日立の7-9月期が4四半期ぶりに黒字転換、東芝が4-9月期が20億円の営業黒字も会計上は良しとしなくてはならない。しかし、その影には取引先や従業員に痛みを押し付けていることを忘れてはならない。日立は無給休日(とりあえず2010年3月まで)、東芝は半導体部門を中心としたところで一時帰休、OKIは5%の賃下げ(とりあえず2010年3月まで)を実施している。高すぎる給料をむさぼっているやからに賃下げを食らわしてもザマミロとしか思えないが、労働対価の叩き売りを強いられている人も多数いる。叩き売りを強制される人は当然怒っている。
屈辱的待遇には怨念を以って対応する以外にない。自社製品を買わないなんて序の口である。最近ではネットでささやかな抵抗をするのもありだ。2ちゃんねるなどへのネガティブな告発以外でも、グーグル、マイクロアド、楽天ぴたっとアド、セプテーニ、トランス・コスモスなどのアフィリエイト自社広告をクリックするなんていうのも抵抗の手法の一つになっている。誰が広告をクリックしたかなんて統計は見たことはないが、案外そうなのかもしれない。
介護職で仕事を辞める理由をインテリジェンスが調査していた。
トップは「業務内容の割に給与が低い」で30.5%。以下、「職場や社員の人の雰囲気が悪い」(25.6%)、「楽でない・疲れる」(18.7%)などが続いた。(複数回答)
介護職ほどOKI・日立・東芝が薄給とは思えないが、従業員たちにこんな怒りは現れて当然だ。牢獄や拷問って表現までいくと大げさすぎるが、少なからずそんな意識を持つ人が出てきても不思議ではない。
賃金や光熱費削減のため、早く会社を追い出される人が増えた。そのせいで、夕方のラッシュは酷くなった。しかし、時間が余った分を居酒屋でつぶすなんてマネは決してしない。居酒屋なんて行くカネすら削られてしまったのですから。居酒屋の売り上げが激減しているのは、賃金減少によって節約に向かっていることだけが原因ではない。腐った組織の腐敗した輩とムダな時間をつぶさないためでもある。囚われの時間を長くする必要はないのだ。そんな殺伐とした夕方のラッシュから帰ってきて、このカキコをしました。
今日はこれで終わりとします。
そのほかでは、池袋の高層マンションに住む34歳結婚詐欺女と、女子大生キャバクラ嬢放火殺人事件の件が。取り上げ方を見ると、いかにも女性週刊誌的だった。結婚詐欺のほうは普通に怒りをぶちまけられるので大きく取り上げる一方、放火殺人事件のほうは「キャバクラ嬢」の部分をスルーしている。
一般的な女性は、キャバクラとか性風俗とかAVなどを忌み嫌うものである。従って、この手のやつは「悪」の面しか取り上げない。しかし、今回の件は「いいお嬢さんが殺されてかわいそうに…」でスタートしてしまったので、このことを一般女性に向けて取り上げるのは収益とか価値向上の意味からふさわしくない。
最近は、風俗店従業員の女性が店内で死傷しても、本名は明かされることはなくなった。水商売の女性従業員でもだ。名誉毀損訴訟リスクがあるので、取り上げないのが無難だからだ。従って、被害者の本名が出されてしまった「女子大生キャバクラ嬢放火殺人事件」をこれ以上取り上げるのは、マスコミの利益逸失回避の意味で、闇に葬り去られるに違いない。
関門海峡で海上自衛隊の護衛艦と韓国コンテナ船が衝突した事故があったので、別にかかわらなくてもいいようなものはスルーされてしかるべきだが、「女子大生キャバクラ嬢放火殺人事件」のスルーの仕方は「腐りかけの奥様(※)」をターゲットにしている感が強く、気持ち悪さだけを感じてしまうのでした。
(※)山下達郎が、竹内まりやとの交際中、レポーターに追いかけられたことに対して怒りをぶつけた「ヘイ・レポーター!」の一節から。
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きょうの東京株式市場は、基本はナスダックの下げに引きづられる形に。
しかし、個別では決算発表内容に左右される展開。きのう、今期上方修正を発表したホンダがドカンと高くなり、トヨタや日産が追随する流れになった(大引けではそんな感じなど消えてしまったが)一方、エコナ特損の花王や7-9月期が9割減益のリコー、1-9月期で7割強減益のキヤノンがドスンと下げる流れに。
リコーよりキヤノンの下げがきついのは、半導体関連がドスンと売られたから。キヤノンは半導体製造装置を作っているが、キヤノンより半導体製造装置の売り上げ比率が高いニコンもドスンと売られていた。アドバンテストも東京エレクトロンも信越化学もドスンと売られていた。
日経平均 10,076.66 ▼135.80
TOPIX 888.80 ▼6.68
JASDAQ 48.28 ▼0.63
OKIが4-9月期で連結赤字が70億円と、従来予想の105億円赤字より改善したのは、会計上はよしとしよう。日立の7-9月期が4四半期ぶりに黒字転換、東芝が4-9月期が20億円の営業黒字も会計上は良しとしなくてはならない。しかし、その影には取引先や従業員に痛みを押し付けていることを忘れてはならない。日立は無給休日(とりあえず2010年3月まで)、東芝は半導体部門を中心としたところで一時帰休、OKIは5%の賃下げ(とりあえず2010年3月まで)を実施している。高すぎる給料をむさぼっているやからに賃下げを食らわしてもザマミロとしか思えないが、労働対価の叩き売りを強いられている人も多数いる。叩き売りを強制される人は当然怒っている。
屈辱的待遇には怨念を以って対応する以外にない。自社製品を買わないなんて序の口である。最近ではネットでささやかな抵抗をするのもありだ。2ちゃんねるなどへのネガティブな告発以外でも、グーグル、マイクロアド、楽天ぴたっとアド、セプテーニ、トランス・コスモスなどのアフィリエイト自社広告をクリックするなんていうのも抵抗の手法の一つになっている。誰が広告をクリックしたかなんて統計は見たことはないが、案外そうなのかもしれない。
介護職で仕事を辞める理由をインテリジェンスが調査していた。
トップは「業務内容の割に給与が低い」で30.5%。以下、「職場や社員の人の雰囲気が悪い」(25.6%)、「楽でない・疲れる」(18.7%)などが続いた。(複数回答)
介護職ほどOKI・日立・東芝が薄給とは思えないが、従業員たちにこんな怒りは現れて当然だ。牢獄や拷問って表現までいくと大げさすぎるが、少なからずそんな意識を持つ人が出てきても不思議ではない。
賃金や光熱費削減のため、早く会社を追い出される人が増えた。そのせいで、夕方のラッシュは酷くなった。しかし、時間が余った分を居酒屋でつぶすなんてマネは決してしない。居酒屋なんて行くカネすら削られてしまったのですから。居酒屋の売り上げが激減しているのは、賃金減少によって節約に向かっていることだけが原因ではない。腐った組織の腐敗した輩とムダな時間をつぶさないためでもある。囚われの時間を長くする必要はないのだ。そんな殺伐とした夕方のラッシュから帰ってきて、このカキコをしました。
今日はこれで終わりとします。