2015年04月

ラジオの聴取者参加コーナーのよーなものでも違和感が否定できないのに、テレビでやられるともっとヘン。「現金4万円大当たりおめでとうございます」その通りなのだが、第三者的にはドッチラケもいいところ。勘弁してくれって感じ。福井にまで来て何見せられるんだか。福井テレビでした。

北陸に来てから4日経過した。
この間、普段とは違う種類の「チグハグさ」を感じることしきり。

晩飯のごはんがまずい…みたいな未知との遭遇なんてザラだ。

今日は、機械式駐車場に格納したクルマの中にスマホを置き忘れる有様。

なんざんすかね…

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今週、東京株式市場に対しては、普段にも増して「上っ面」しか見ていない感じである。
今日の東京市場については、「大幅安」と単純に処しても構わないのだが、少し踏み込んで
「28・29日の米国景気先行き懸念に伴うニューヨーク安」
「13時の日銀会合結果発表へ失望」
と2本立てで処しても構わないのだが、何か足りない。

「中途半端なトイレーダーが狼狽売り」
「市場予想より悪い材料が出たので業者の仕掛け売りで下げを拡大しやがった」

を加えないと、筋が通らない。

ただ、「方向性を決定するマジョリティ(多数派)」が株式市場に存在しなくなってしまった今日では、大きな方向性を決するニュースがない日は、チンプンカンプンになりがち。それを分かった範囲で書くのが精いっぱいとなってしまう。

【トイレーダーのろうばい売り】
きのう、武田薬品工業が、起こされてしまったアクトス訴訟の和解から。27億ドルの引当金計上によって2015年3月期に最終赤字1450億円に落ちることが明らかになった。
それを受けて、寄り付きから怒涛の売りを浴びた。呼び値を3回更新し、やっと9時9分に5950円で寄り付いた。
株の世界では、平時から一定程度以上の人気がある銘柄で、「ストップ高安」に至らない程度の大幅高安の事態に見舞われた場合は、概して寄り付く前の動きの逆をやれば、それなりに儲けが出ることが多い。

タケダの今日については、「仕掛け売り」というより「ろうばい売り」に見舞われてしまったとするべき。ご丁寧にも「大型連休」の最中なので、情報に疎い「ランチタイマー」「トイレーダー」が、ろうばい売りを出した比率が高かったとも考えられる。

ホンダは、「タカタのエアバック」を大量に使ったツケで、今期は利益が伸びないということで、利益確定売りからろうばい売りに至るまで、寄り付きから怒涛の売りを浴びた。呼び値を4回更新し、やっと9時12分に4000円で寄り付いた。ホンダの巻き添えを食ったような感じで、ヤマハ発動機は床ドン巻き添えを食わされてしまった。

タケダ・ホンダ・ヤマハ発動機については、「インフラ産業」「ホテルや小売」にお勤めの人を除く「スマホトレーダー」「ガラケートレーダー」さんに「お売りください、ありがとうございます」としておしまい。

タケダ・ホンダ・ヤマハ発は分かり易い一例だが、何の情報もないのに「寄り付きドスン・富士通東芝」みたいな例もあった。こちらも「お売りください、ありがとうございます」としておしまい。

【日銀逝ったぁ】
こちらは、13時発表の、日銀会合の結果に反応しやがった形だ。
金融緩和は現状維持ということで「おかわりなしかよ」と下げた。
だが、9時にみられた「お売りください、ありがとうございます」の気分には全くなれなかった。いかにも.

業者の仕掛け売り…

「日銀会合の結果が残念だったので、暴落して当然だぁ!」

と演出したようだが、下げ幅拡大程度にしかならなかったwww
実際には「日銀会合の結果は想定内だった」のですから。

日経平均 19,520.01 ▼538.94
TOPIX   1,592.79 ▼34.64

日経2万割れ…あまり意味がない。
セール・イン・メイがフライングしただけとしか見えない。

トイレーダー様、どうぞろうばいしてお売り下さい。
大型連休が終わったら、我々のために高く買う金を稼いで下さい。

今日のカキコは、以上です。

東武東上線の三大歌手が東武練馬の山下達郎、下赤塚の尾崎豊、成増の石橋貴明だと、TOKYO FMにはがきが多数舞い込んでいると思われ。

その葉書には、東武百貨店池袋店の屋上にあった、木のジャングルジムがあったことも記されているものと思われ…

届けられた主は、苦笑いしておしまいだろう。わざわざコメントするようなもんじゃない。

東武東上線の三大歌手が北原佐和子・新田恵利・島崎遥香であるとやったら、苦笑では済まされませんけどね…

この手の話は、いかようにも作り上げられる。

東武練馬、下赤塚、成増って、単に東武東上線の各駅停車の2駅分じゃないか。

タツローとオザキの接点が見当たらない。

東武東上線の三大おっぱいは宮沢りえ、菅野美穂、桜樹ルイじゃないか。

収拾がつかなくなってきます。

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北陸に来てしまってから、3日目の夜が来た。

晩飯がイマイチなものしかありつけていないとか…そんなのはいいわ。

ぶっちゃけ、ブログなんて書いている場合じゃないって感じ。

それでも、うすーく書いてみますか。

決算発表次第で動くとか、GWを控えた閑散から乱高下するとか…ついでに北陸で「スマホ」以上の情報を取りようがなくて、上っ面すらつかめていない感じがした。

今日の東京株式市場で、直感的に見えたのは「コモディティ買い×ディフェンシブ売り」だった。
個別で見ていくと例外が多数ある感じなのだが、こんなイメージを持ってしまった。

伊藤忠を見ていて「今月は、じわじわ上げが止まらないな」ってイメージをもたされた。だが、五大商社はみんな「今月はじわじわ上げが止まらない」だった。

JXに「今月は、じわじわ上げが止まらないな」ってイメージをもたされたが、出光興産やINPEXやJAPEXも同じだった。

住友金属鉱山に「今月後半は、じわじわ上げが止まらないな」ってイメージをもたされたが、三菱マテリアルや東邦亜鉛も同じだった。

五大商社や石油元売り・採掘、非鉄各社に共通するのが「コモディティ」である。

逆に、全てではないが、医薬品・食料品・日用品の「ディフェンシブ御三家」は最近下げトレンドになっている感じがする。

イージーな書き方になってしまうが、五大商社、石油元売り・採掘、非鉄各社は押しなべてPERが割安に放置され、医薬品・食料品・日用品の「ディフェンシブ御三家」は押しなべてPERが割高に担ぎ上げられる形になっていた。

だから、理由はさておき、割安に放置された「コモディティ」は上げに転じ、割高に担ぎ上げられた「ディフェンシブ御三家」は売られたんでしょ…としても話が出来上がってしまう。

その証拠に、「ディフェンシブ」でも「御三家」のように祀り上げられていない通信キャリアやJRは下げに向かっていない。

日経平均 20,058.95 △75.63
TOPIX   1,627.43 △8.36

富山駅のカオスな構造に疲れました。

今日のカキコは、以上です。

ポール・マッカートニーのコンサートパンフレットを見ていた初老の男性がいた。富山で降りた。

ニコニコ超会議2015のビニール袋を持った高校生以上20歳未満の男性がいた。金沢で降りた。

さいたまスーパーアリーナ前の広場は黒山の人だかりだった。
その場では「コンサート会場待ちだろ」としかわからなかったが。後で調べたら少女時代オフィシャルファンクラブ主催「SONE LIMITED PARTY (仮)」の17時開場待ちの集団だった。

鉄道博物館のギャラリーには、眼下に走る新幹線を眺める親子連れらしき人影が…

26日・日曜日16時過ぎに東京駅を発ち、金沢駅に向かった北陸新幹線「かがやき511号」で見たことを並べてみた。車外の事は「かがやき」とは何ら関係ないが、車内の事は3月13日以前と比べて、思いっきり「かがやき」で違うとなってしまう。

ポールのコンサートのために上京した男性は、北陸新幹線の富山延伸の前は、上京には富山空港から羽田空港行きの飛行機に乗っていたと考えるのが普通だ。

ニコニコ会議のために東京に現れた(幕張メッセへの経由地に東京が含まれる)男性は、北陸新幹線の金沢延伸がなかったら、小松空港から羽田空港行きの飛行機に乗っていたかもしれないし、東京某所から金沢まで高速バスに乗っていたかもしれないし、「所要時間と月曜日の登校/出勤」から断念していたかもしれない。

思いもよらないところで、新幹線効果を見てしまった形だ。

東京目線では、どうしても

「北陸へ出かけましょう 行きたかったあの日本へ」

となってしまうのだが、ポールやニコニコの客は

「東京へ出かけましょう 行きたかったあの日本へ」

となってしまう。ポールの客は文京区にある東京ドームなので気にするまでもない。コンサート終了後にホテルで一泊して、どこぞで用を済ませてから帰路についたとしておしまい。
ニコニコ超会議2015の会場は千葉県千葉市だが、首都圏以外の人から見たら千葉も埼玉も「東京の郊外」程度にしか考えてもらえないので、「東京の幕張メッセ」と扱われがちになってしまう。「千葉ディズニーランド」と「千葉県国際空港」の真ん中ぐらいだから、「東京の幕張メッセ」と思われますわな…

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別に出張でもなければ、ずる休みでもない。
北陸に来てしまった。

海外についてはなんとも書きようがないが、日本国内でどこかへ出かけた場合、オンタイムにドコモ携帯の電波が繋がらないところにいるケースは、ほとんどない。

昨日、北陸新幹線で、高崎を過ぎたら、富山平野に入るまでの約1時間余り、トンネル率が高すぎてドコモ携帯が使い物にならないとわかってしまったが、これは「オフタイム」だったので問題なし。

スマホの情報だけだと、どうしても「リスト銘柄」以外にピンと来なくなってしまう。

今日の東京株式市場は「GW前」「日銀会合前」「公的マネーの投入期待/投棄懸念」「ヘッジファンドの弄び」「1-3月期決算発表前」「世界的高値不安定」などなど、いろんな要素が積もり積もって、身動きが取れなかったとするのが一般論だ。

個別で、激しいピストンを起こしたところを探す以外にない。

【やっぱり解体ショーのNEC】
2010年に汚点付き、鹿のフンつきスローガンを打ち出してしまった「目指してる、未来が違う。」シャープへの出資を反故にしやがったホンハイ(鴻海精密工業)は、半ば政府管理に変えられてしまったシャープにいくら秋波を送っても、「あなたにする仕事はありません」と筋から拒絶されるのは想像に難くない。
従って、弱っているが政府管理には至っていないところを狙ってくる。ソニーはエレキがガタガタだが、エンタメコンテンツと金融で埋め合わせができているため、狙えない。重電三社・パナソニックも無理だ。
そんな中、「社員や下請けには冷たいがよそ者にホイホイと富を差し出す」NECへホンハイがさらに採掘へ向かうことが、昨日の日本経済新聞に出されてしまった。「液晶特許ドナドナ」に続いて「クラウドドナドナ」。
短期的にはNECの企業価値は上がるだろう。従って、今日は寄り付きから株価がどんと上がった。寄り付きは、呼び値更新2回目の9時6分(425)。終値も426△20。
しかし、「クラウドドナドナ」の本質は「レノボパソコン」と同じく、解体ショーの一環でしかない。「NECサーバー」は遠くない将来に「Hon Haiサーバー」へ変わるのかもしれない。

【マツダと巻き添え】
先週末、マツダが行った決算発表に失望して、今日は株価が下がった(2423▼69.5)。だが、今日の下げは先週の上げを幾分打ち消しただけ。でも、決算が5月12日のヤマハ発動機が「誰かが売っているから安い」件は、「誰かが売っているから」以外に下げの理由がない。ヤマ発は2835▼24が今日の結果だが、4営業日続落の理由がない。

【訳のわからない花王の巻き戻しと、表面的には決算逝ったあ資生堂】
資生堂は、12時30分発表の決算発表が「期待外れ」と、12時30分前の注文で決められてしまう後場寄り付きの2310から、6分後に2206まで落ちる「ナイヤガラ」を演じてしまった。
その後も2200円台前半で激しいピストン運動を繰り返して、2237.5で終わった。
資生堂は15年3月期は特別利益計上、15年12月期は9ヶ月決算と単純比較できないのであるが、化粧品は寒さから1-3月期の売り上げ低下が避けられない性格のものであることから、15年12月期の利益予想(1株利益25円)では2000円台では割高すぎると、叩き売られても文句は言えない。
その一方、「昨年1-3月期は消費税増税前駆け込み需要だったので反動で2ケタ減益」の花王は、「2ケタ減益」の原因が広がったので戻った(木曜6984→金曜5924→今日6057)とできなくはないが、訳が分からない。花王の株価を株価指標から見てしまうと「花王信者」扱いしかできない。ただし、資生堂の株価指標よりは割安。資生堂より割高感がないだけで、花王ですら割高な現実、ちゃんと報じやがれ。「コンプライアンス」の使い方をでたらめにして、カネボウ化粧品を使ったかのような「美白株価」になってしまっている。

日経平均 19,983.32 ▼36.72
TOPIX   1,619.07 △0.23

いくらこんなことを書いてみても、テキトーに作文する給料ドロボーは「日経20000円の攻防」と、上から目線でデタラメをほざくんだな。

いやみだが、日経4946と、真っ赤なウソであることも書いてあることが多い。

くれぐれもお気を付けを。

今日のカキコは、以上です。

25日に銀行ATMに並ぶのは愚かだ!
ただし、2015年4月はその限りではない。今日並ぶのが愚かだとなる。
明日は土曜日なので、今日現金を下ろす人が並ぶという事だ。
108円の手数料を浮かしたいって煩悩はわかるが、時間外手数料を払わないで済む仕組みを使いなさいって。危急な人を除くと、不勉強だ。

「25日」と限定しないが、夕方に道玄坂や歌舞伎町のコンビニATM前に並ぶのも愚かだ。
どうしようもない場合を除いて、現金を下ろしてから来いっちゅうの。

それから、大型連休直前も愚かだ。

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この流れで「ウザい」と書くと、石原さとみ、井上真央、吉高由里子のアラサー独身トリオがウザいとなってしまう。
でも、ここで朝ドラ女優を並べてもウザい。「み」で始まる三原色銀行に行くとポスターが貼ってある。

でも、ここで書くのは

ブログのバナー広告にしつこく出てきやがる、亜細亜大学経営学部卒業のアラサー独身

ベッキーウザい!

だ。でも、ご当人のせいではないのであしからず。

ベッキーをキャラクターに起用するマンション業者がベッキーの顔写真付き「マンション」広告を垂れ流しやがるので、ご当人のせいじゃないのに

ベッキーウザい!

となってしまう。

広告で出されるマンションの所在地を見て「大丈夫か?」と思うしかなかった。
バブル崩壊直前の、アラサー女優やアラサータレントが乳幼児だった頃なら、うっかり八兵衛が多数捕まったと思うが、いまや空き家問題が社会問題化する状況だから、捕まりにくい。

大人気必至の、目黒駅前に建設中のマンションでさえ、老朽化の数十年後にはスラム懸念が否定できないというのに、目黒駅から乗り換えなしで直通とは言え、1時間も要してしまう浦和美園を必死こいて売ろうなんて、そもそも商品企画から間違っているように思えてならない。諸悪の根源は、またイオンモール…

越谷レイクタウンも怪しいというのに…と思っていたら、イオンモールで共通していた。

約半世紀前の高度成長期に、「住宅が足らない」とミニ開発が日本中で繰り広げられてしまった。埼玉県の例を書くが、「らき☆すた」「東京スカイバカになり損ねたこじはる生誕の地」鷲宮町の団地は、スラムへの変質は起きていないものの、巣立ちと高齢化と老朽化と建て替えに不適切なインフラスペックによる限界集落化が起きてしまっている。

いくら浦和レッズの熱狂的ファンが集まる「埼玉スタジアム2002」の近所とは言え、日常生活の動線を考えたら、厳しい。
FC東京の熱狂的ファンが集まる、中高大と明治を喰らう子女と関係が深い、こじはる卒業地獄絵図は考えにくい「味の素スタジアム」の方がマシだ。

将来の人口動態推計から、よほど条件がいいところを除いて、日本では不動産投資をするのは愚かだとなってしまって久しい。
個人・家族のレベルでは、生活に必要な最小限の不動産で十分だ。

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今日の東京株式市場も、最近の流れが継続して「不規則なボコボコ」な流れと化してしまった。
正面切ってまともな事を書こうとしても、やっぱり書けない。
ヘッジファンドのポジション調整ばかりが目立ったのかしら…それだけで済んでしまいそうだ。

●9時ちょうどの寄り付きの後、「手じまい」っぽい急落・急騰の動きが個別に現れた。

●GDPシェアの5分の1以上を占めるアメリカでは、ヘッジファンドの5月決算を控えている。

●GDPシェア12分の1程度の日本では、東京GW5連休を中核に、社員の出勤が少なくなるGW最中に「ネガティブサプライズの損失を事前に回避しておく」動きが出ている

ブロークンだが、箇条書きにしてしまうとこんな感じに見えてくる。

言論統制・自主規制の罠にはまった作文者は、「利食い売り」でしかないものを、「利益確定売り」と正当化できそうなきれいごとに書き換えてしまう。イージーに「利益確定売り」とやって正しいものがあるのは否定しないが、本質は「ポジションクローズ」と思える。

「利益確定売り」は「ポジションクローズ」の部分集合でしかない。

「ホンダ上げ×ヤマハ下げ」なんて、スクーターHY戦争みたいな裁定取引の現実がある。安直に「利益確定売り」とやられてしまうと、ホンダ上げは説明がつかなくなってしまう。

日経平均 20,020.04 ▼167.61
TOPIX   1,618.84 ▼6.03

昨日、伊藤忠商事を売って、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)を買ってしまった私。
しばらくそのままにしておこうかとも思っていたが、CTCが朝の寄り付き前から高く、伊藤忠商事が安かったので、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)を売って、伊藤忠商事を買ってしまった私です。

まあいいわ。「安く買って高く売る」基本ができたのですから。

今日のカキコは、以上です。

一昨日、株主優待の宅配便が配達されたが、不在だったので不在者票が入っていた。

ヤマト運輸がアサヒの麦芽ビール350ml4本セットを、郵便局がポカリスエットやカロリーメイトなど大塚ホールディングス詰め合わせを運んできた。しかし、不在だったので不在者票が入れられた形。

アサヒは金曜日の夜に、大塚は土曜日午前中に受け取った。

アサヒは配送時期が早くなったなぁと思った次第だ。ゴールデンウィークの頃に送付されていたときもあったが、今年は4月10日着だ。早くなったものだ。

大塚は去年は7月あたりだったが。今年は4月。決算月の変更(2014年3月を最後に、毎年12月へ)に伴い、優待商品の送付も繰り上がった形である。

ぶっちゃけ、「配当金の代わり」とするより、「広告宣伝」の一環と考えて構わない。

アサヒの優待ビールは、「試飲会」の類だ。同封されている返信はがきに記された評判がよければ商品化し、そうでなければそれっきりの性格と考えるのがいい。2015優待の麦芽ビールはとくに「試飲会」の色合いが強いと思える。

大塚は通販の撒き餌の類だ。ポカリスエットやカロリーメイトあたりの主力商品はあくまで見せ玉であって、同梱されていた「大麦生活」あたりから「通販でいかが」と訴えてきているのがわかってしまう。サプリメントあたりも掲載されている通販パンフレットの存在が、広告手段であることを表している。

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イランことを書いてしまうと、「アホノミクス公的マネー」投棄の結果、バリュエーションでアサヒよりサッポロの方が割安になってしまった他、配当利回り、優待利回りともアサヒ<サッポロとなってしまったため、株主優待ジャンキーの見方では「アサヒを売ってサッポロでも買おう」と、アサヒの地元・墨田区出身のくせにサッポロ極ZEROのCMに出ている、さまぁ~ず的な考え方ができないわけでもないが、わざわざ書くことでもない。

【アサヒ×サッポロ】

●1単元購入費用(4/10終値)
アサヒ413650円、サッポロ482000円

●1単元年間配当金(2015予想)
アサヒ4800円、サッポロ7000円

●1単元株主優待(2014実績)
アサヒ1000円相当、サッポロ2000円相当

サッポロの本拠地、恵比寿には、アサヒグループの「カルピス」があるとか…ややこしい事は書きません。
サッポロは渋谷区恵比寿で、カルピスは渋谷区恵比寿南。
JR恵比寿駅の発車メロディはサッポロのヱビスビールだが、恵比寿のカルピスを買収したアサヒはどう思うんだろうか…どーでもいいですね。

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アサヒと大塚の株主優待詰め合わせ受け取りに絡めて、気が付いたことを書いてみる。
ヤマト運輸は大した話ではないが、郵便局の方はかなりややこしい。

【ヤマト運輸】
同日の夕刻に、連絡票に記された電話番号のうち「電話自動受付システム」のものに電話をかけ、で「あした届けてくれ」と手続きしようとしたが、手続きできないとやられてしまった。
しょうがないので、オペレーター対応の電話番号に電話をしたら、無事処理ができ、その日のうちに詰め合わせが届いた。

こちらは単純にワークフローの問題とだけしておけばいい。配送当日は配達員が荷物を持ち運んでいる形になっていて、コンピューターシステムでも「手続き変更不能」の扱いにされていただけ。「電話自動受付システム」で受付不能だったことは「インターネット受付システム」でも受付不能だったことを意味する。単純に、不在者票を入れられた当日に再配達依頼をする場合は、オペレーター対応の電話番号に電話をすればいいだけとなる。

※実際には、ドライバー(配送員)直通の電話番号(フリーコールではない)も記されているため、ここに連絡してもいい

【郵便局】
実は「宅配便」と考えれば、ヤマト運輸と同列に考えれば済まされそうな気がするが、「書留」と同列に考えてしまうと、書留と手順が違うので混乱する。

●書留の受け取り方法
以下の2通りがある。当日に受け取る手段はない
①翌日以降、期日までに所管の郵便局へ取りに行く。
②不在者票は再配達依頼ハガキを兼ねている。そこで、送付依頼を出す。後日送付される。

●ゆうパックの受け取り方法
①当日に受け取りたい場合は、20時までにドライバー(配送員)直通の電話番号(フリーコールではない)へ電話をすればいい
②不在者票は再配達依頼ハガキを兼ねている。そこで、配達希望日時を記した上で、送付依頼を返送する。希望日時に配達される。
③翌日以降は、荷物をドライバーが持ち出しているかどうかが判然としない。何も手続きをしないでも、荷物を持ってきてくれる場合もある(これはありがたい)。その裏返しで、所管の郵便局に出向いて荷物を受け取ろうとしても、荷物が持ち出されていて受け取れない場合もある。

郵便局と言うか、日本郵政グループは「業務フロー」がバラバラだったり、世間の常識とかけ離れた「古い物」があったりするので、ぶっちゃけ、あまり関わりたくないのが正直なところだ。

書留の受け取り方法②と、ゆうパックの受け取り方法③の違いは、確実に混乱を生み出す代物だ。

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そのほか、差出人名で大塚の荷物が「JPメディアダイレクト」になっていたのは勘弁願いたかった。

アサヒの方は「アサヒグループホールディングス」と記されていたので疑問を持たないで済んだが、大塚の「JPメディアダイレクト」については「差出人誰だよ」と思うしかなかった。

そもそもの根本原因は、荷物に貼り付けられた送付票の印字の仕方だ。

<ご依頼主>
(住所:略)
大塚ホールディングス株式会社

<差出人・還付先>
(住所:略)
株式会社JPメディアダイレクト

こんな送付票では、配達員は本来の「大塚ホールディングス」を書かずに、丸投げされただけの代行業者「JPメディアダイレクト」差出人欄に書いて当たり前だ。

丸投げした大塚HDにも「関与してしまった」ので責を問わざるを得ないが、諸悪の根源はアホな送付票のフォーマットだ。

実際には「JPメディアダイレクト」が代行業者であると察しがついていたが、丸投げ元が「大塚ホールディングス」とは限定できなかった。株主優待を送付してくるところは、既出のアサヒ、ここでの大塚のほかにもうひとつあったので、「大塚かもうひとつか、どっちだよ」と連絡票を見て思うしかなかったのである。

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郵政官僚から総務官僚に転じたキャリア官僚様は、「そんなこと理解できないなんて」とバカにするだろうが、一般ピープルは混乱せざるを得ない。

しっかし、スンニ派×シーア派、麻生太郎×小沢一郎、新日鐵住金×ボスコのような「不倶戴天の敵」であるヤマト運輸×日本郵政だというのに、日本郵政は歴史ある「小包」の名前を事実上捨てて、ヤマト運輸が造語した「宅急便」→一般名詞化した「宅配便」に負けて「ゆうパック」に代えた形。皮肉だ。

「小包」ではない「ゆうパック」の訳の分からなさに「士族の商法」の姿を見てしまう形です。

ビールやポカリスエットはありがたく頂いたのでいいんですが、日本郵政の「ダメよ、ダメダメ」に混乱させられたのも現実です。

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