2016年08月

キヤノンでは少なくとも2014年6月の権利落ちまでは、少なくとも100株以上で6月の配当を取った人には、翌年カレンダーを12月に送っていた。2015年6月の権利落ちも「12月送付」だったらしい。

2014年12月に、キヤノンの株主カレンダー「世界の街道をゆく」を受け取っている。

2015年12月は、2015年6月に株主でなかったので受け取っていない。

さて、2016年の6月配当権利を取ったので、12月にはカレンダーが送付されるものとばかり思っていた。
先日、8月26日に100株の配当を支払ったと、計算書が封筒に入れられて送られてきた。

それはそれでいいのであるが、封筒に同封されていた小冊子「第116期中間報告書」を一通り見て行ったあと、最終ページ(裏表紙)に至り、そこにベタな形で記される事項に「なんじゃーこれは?」と思う、失望の一節を見つけてしまった。

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当社カレンダーの進呈について

1単元(100株)以上の当社株式を3年以上ご所有いただいている株主様(*)に、
長期保有のお礼として、当社制作のカレンダーを進呈させていただきます。
発送は12月上旬となる予定です。

*本年6月の株主名簿において100株以上ご所有の記録がある株主様で、それ以前の3年間、
 6月末日及び12月末日の株主名簿に同一の株主番号にて100株以上ご所有の記録がある方
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平たく書けば、「2016年6月末に100株株主でも。2015年12月に1株も持っていなかったので、カレンダー進呈対象じゃない」ということ。

増配を続けた、でもコピー機・プリンター・デジカメの高収益の元が、ピークアウトして儲かりにくくなって右肩下がりが続くキヤノンである。まだタコ配(利益以上に配当を支払うこと)にはなっていないが、利益の限界に至ってしまった感がある。利益の限界とは別に、東芝から医療機器事業の超高額6665億円買収があった。
赤字の気配までは感じられないが、資金繰りは苦しく(?)ならざるをえないということか。

キヤノンから株主へのカレンダー進呈条件、書き方がややこしいので、平たく書き換えると以下のようになる。

【もらえる】
①(遅くとも)2013年6月に100株以上の配当をもらうよう保有していた人が、そのまま持ち続けていればカレンダーをもらえる。
②2013年6月分の配当金を100株以上の分だけ受け取った人が、その後キヤノン株を売買していた場合でも、常に保有株式が100株以上であれば、カレンダーをもらえる。

【もらえない】
③2013年6月にキヤノン株の保有数が0~99株だった人は、2014年12月、2015年12月に翌年のカレンダーが進呈されていたとしても、「3年以上」の条件を満たさないため、2016年12月にカレンダーは進呈されない。

【ビミョー、グレーゾーン】
④2013年6月分の配当金を100株以上の分だけ受け取った人がキヤノン株を売買していた場合で、6月末日及び12月末日の配当金をもれなく100株以上の分だけ受け取っていたとしても、一時的にでも「キヤノン株保有なし」になってしまった場合、株主番号がいったん削除された後に、違う番号が採番された可能性があるので、カレンダーがもらえない可能性がある。

⑤2013年6月分の配当金を100株以上の分だけ受け取った人がキヤノン株を売買していた場合で、6月末日及び12月末日の配当金をもれなく100株以上の分だけ受け取っていたとしても、一時的にでも「キヤノン株保有数が1~99株」になってしまった場合、「単元株」になっていない理由で株主番号が変えられた可能性があるので、カレンダーがもらえない可能性がある。

(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)

JALの株主割引券で、【7半期続けて100株以上保有の】長期保有の優遇についてややこしさ、まどろっこしさを感じざるを得なかった。
まどろっこしさは、キヤノンも同じ。
キヤノンが提示している、株主へのカレンダーの進呈条件を言い換えれば【7半期続けて100株以上】となる。
ここではめんどくさいので省略するが、上記①~⑤のお話については、グラフをつけてビジュアルに訴えると分かりやすくなる。

(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)

キヤノン100株、今の株価に対して仕入れ値が高いので含み損状態に見舞われているが、買値に対して税込み利回りが4%以上で、国債や定期預金の異常低金利と比べたらとんでもない値だ。それから、100株を売らなければならないほど資金繰りに窮しているわけでもない。そんなことでお漬物にするしかない。このまま、キヤノンイーグルスの選手がラグビーワールドカップ2019に出場するまで持ち続ける公算が高そう。クラクラしてきたわ。

なんとなく午前1時過ぎに目が覚めてしまい、NHK総合にチャンネルを合わせたら、リオデジャネイロオリンピック・バドミントン女子ダブルスの決勝戦をやっていた。なんとなくだが、見てしまった。ちょうど第3ゲームが4分の1ほど終わっていたころから。
抜きつ抜かれつの加点の末、高橋礼華、松友美佐紀=日本ユニシス=のペアが、リターユヒル、ペデルセンのデンマークのペアを下し、勝利を収め、金メダルを取った。

こんなことを書いてしまうと半殺しに遭いそうだが、高橋礼華、松友美佐紀の両名は、黒歴史を2つ消す快挙も成し遂げたこととなる。

①私立聖ウルスラ学院英智高等学校OGとして
奈良県橿原市出身と名乗るのを恥じる「山本彩と仲間たち」のOG、「東京医科歯科大学」学生の女はウザかったが、奈良県橿原市出身の高橋礼華が出現したことにより、晴れて「橿原市は名乗るのを恥じる郷ではありません」となった。バドミントン留学で高校は仙台へ。
徳島県藍住町初の全国区有名人となる松友美佐紀は、バドミントン留学で高校は仙台へ。
高校でペアを組んでから10年目、オリンピック金メダリストになってしまった。

タリウム毒盛り失明、名古屋大学応援部のサイコパス女となる前に卒業させてしまった黒歴史は闇に葬り去られているが、黒は金で塗りつぶせとなった形だ。

②所属企業に対して
・北京五輪のオグシオがいた三洋電機はパナソニックに救済処置を受け、法人は名ばかり継続しているが、消滅したも同然。三洋電機はパナソニックに引き取られたものの廃部となってしまった。
・ロンドン五輪の藤井瑞希/垣岩令佳がいたNECの半導体子会社(不都合な過去の社名はあやふやにされている)はドナドナされ、合併会社のルネサスエレクトロニクスは大リストラを余儀なくされ、チームは再春館製薬所に引き取ってもらうこととなってしまった。
・リオ五輪の高橋礼華/松友美佐紀が所属する日本ユニシスは、ドナドナの歴史をたどっている。もともと米国UNIVAC社の日本法人として設立されているのだが、親会社のUNIVACがUNISYSへ改組された事に伴い現在の名称へ。その後UNISYSは日本ユニシスの株式を手放し今に至る。今の日本ユニシスは大日本印刷(DNP)の関連会社。ただ、日本ユニシスがドナドナされる気配は感じにくく、あってもDNP子会社化、完全子会社化ぐらいしか思い浮かばない。

「参加することに意義がある」だったところはあれで、「金メダリスト」を輩出したところはとりあえずビクともしなさそう。所属企業が黒歴史か黒字企業かで、こうも違うのかと驚く以外にない。

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「男子体操団体が金メダルを獲得した直後の9日、選手4人が所属するコナミHDの株価が急上昇」なんて、もっともらしい「干支が一回りするぐらい昔の」言い回しを、ネットが使えない老人向けに垂れ流すマスゴミが登場したが、じゃあ、なんでバドミントン女子ダブルスが金メダルを獲得した直後の19日、両選手が所属する日本ユニシスが大暴落(1317▼74)するんだよ。

所属選手が金メダルを獲得したぐらいで、売り上げが急増する企業なんて聞いたことがない。もちろん、急減する企業もないわけだが。知名度や好感度は急上昇するかもしれないが、それだけ。

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別に忙しさは感じないが、虚妄の拘束時間に辟易する日々が続く。
最近の東京株式市場の異様さについて、書けると思うことは多数あるが、無為な拘束で時間を強奪される被害から書けない、怒りの日々が続く。

腐女子は「SMAP解散」で喚き、パワハラじじいは「ロス五輪」にうつつをぬかし…例年なら耳目が集まるはずの高校野球ですらスルーだとか、そんなのは放置プレイでいい。

TOPIXと、(日経平均を日本経済新聞社が残すための妥協策としか思えない)JPX日経400、そして計算尺時代の遺跡・日経平均株価の、不本意でしかない日本三大主要株価指数だけを見てしまうと、この1週間はそれほど激しく動いたイメージはないように見える。だが、個別銘柄をグルーピングしてみると、異常事態としか読み取れない状況が起きてしまっている。

●世界景気低迷が実態なのに、景気敏感銘柄群の素材・金融・商社が大幅高

●円高のわりに業績が落ちていないと、自動車やエレキなど外需株が担ぎ上げ
~外資系の日産自動車、その傘下の三菱自動車のような例外あり

●為替の影響があまりないはずのディフェンシブ系が暴落
~インバウンドの美名でごまかされる「中国人爆買い」が当局の規制で激減したのは事実だが、それが業績に大きく影響を及ばさないように思われる東急電鉄、小田急電鉄、JR東日本、JR西日本、阪急阪神HDなど鉄道会社で年初来安値更新が相次ぐって何?

●PERで割高な株より割安の株の方が下げ率が大きい事態がディフェンシブ系を中心に続出している。先週金曜日の高値と、今日の安値を類似業種企業で並べてみる。

・花王(5690→5156、▼9.3%)、資生堂(2680→2548、▼4.9%)

・武田(4808→4516、▼6.0%)、アステラス(1693.5→1519.5、▼10.2%)

・中部電力(1369.5→1275.5、▼6.8%)、関西電力(885.7→841.6、▼4.9%)

●いくら減益懸念とはいえPER10倍を超えるとは考えにくいJALとか、景気に左右される信越化学とそん色ないPERにされてしまった花王とか、セリングクライマックスここに究めりみたいな銘柄が続出してしまっている

○アパート経営規制のあおりか、ダイワハウス、積水ハウス、野村不動産HDが今日、枕を並べて年初来安値更新となったほか、評判があれな大東建託、東建コーポレーション、レオパレス21なども大幅安で枕を並べている。これは純粋に経営に直結するから無理もない。それでも、ダイワハウス、積水ハウス、野村不動産HDのPERは10倍程度なのでやり過ぎなんじゃないの?

「金融当局のアプローチ」と柔らかい言葉に和文和訳しているが、実態は「景気が良くなったから株が上がったを演出しろ命令」だろ
「円高一服で自動車株が高い」じゃなくて「日経平均を上げろ自動車株で」だろ

歪な現れでしかない。

「金融当局のアプローチ」「円高一服で自動車株が高い」などと周辺事項ばかりを並べるマスゴミだが、コアについてはものの見事にスルーしやがると分かってしまった。

この1・2週間ぐらいの異常を通り越した鬼畜な流れの根源は「ヘッジファンドの9月償還」としか思えない。

45日ルールで8月15日までに解約申し込みを資金提供者が行い、その申し込みに従って現物売り、信用買い・信用売りのポジション解消を5日後まで無機質・機械的に挙行し続けた

それだけとしか考えられない。

★円高で値下がりしそうな日本の輸出株に信用売りの玉を保有していたが、解消買い

★不正会計「東芝」へ信用売りの玉を保有していたが、解消買い

★HFがしこたま買い玉を持っていそうな、割高感がないディフェンシブ銘柄系へは売り処分

HFがポケットモンスター程度だったら、挙行してきたところで受け流して済まされるが、膨張・肥大化し過ぎて恐竜と化してしまった今日は、個別銘柄に「大暴騰」「大暴落」の大迷惑をまき散らしやがる。

そのHFの資金源は、にっくき大富豪と99%の愚民は考えるかもしれないが、てめえの年金を預かってあげますと親切の押し売りでピーピーな財布に手を突っ込みやがる国民年金の手下・GPIFかもしれないし、てめえが預託しろとブラック企業に強圧して金を持って行かせる確定拠出年金かもしれない。

今日の東京株式市場については、あからさまに異常事態としか読み取れない状況に流されてしまった地獄絵図と化してしまった。大減益懸念の輸出関連、資源関連、商社で上げが相次ぎ、大減益懸念があるなしに関係なく内需・ディフェンシブ系に暴落として構わない異常な下げが相次ぐ、奇形な、常軌を逸した、異常事態が極まってしまった。

東証の株価指数では年初来安値から程遠い水準なのに、東証1部1973銘柄中、年初来安値銘柄が118も出現したなんて状況が、異常事態を表してしまっている。

その根本原因は、マスゴミが決して語ろうとしない

HFによる現物売り、信用買い・信用売りのポジション解消

にあることは想像に難くない。

マスゴミが都合の悪い「HF」をスルーしてしまうので、作文の意味が通らなくなってしまっている。さらに、マスゴミ作文に好都合になるよう、「下げ銘柄群に突飛高」を消す所業に出てきたことは、HFの工作として指摘しておきたい。医薬品全面安にしてしまうため、場中プラスがあったタケダやエーザイあたりを力技でマイナスにしたと読み取れるなんて、露骨過ぎる。

日経平均 16,545.82 △59.81
TOPIX   1,295.67 △4.88

「I」が「Index」を意味する「TOPIX」も、何のための加重平均なんだと怒りを感じるが、そのものずばりの「日経平均」はもはや虚数の世界。

どこかのサイトで見たことを書き換えて書くが、3で割って2余る月の16-20日は「買い場」なんですって。
この意味するところは、HFの45日ルール処分で、売り叩かれた銘柄が続出すること。たまーに、45日ルール処分で担ぎ上げる銘柄も出現するが、売り叩かれた銘柄の質・量に比べれば少ない。

この通りならば、今日セリングクライマックス御一緒にとなってしまった銘柄群のうち、減益懸念を考慮しても割安になってしまった銘柄群にはジワジワと買戻しが入り、バイリングクライマックス御一緒にとなってしまった銘柄群のうち、増益期待を考慮しても割高になってしまった銘柄群にはジワジワと売り直しが入るとなるのであるが…

ポケモンをスマホ片手に追いかける姿には苦笑いで済ませておくが、ウルトラモンスターが暴れるのだけはなんとかなりませんかね。「腐ったルール」は早急に是正しろ! 極悪だ。

今日のカキコは、以上です。

海パンの中井貴一が腰を振る物語じゃなくて、海パンの小島よしおがバットを振る物語…
新婚さんだからハッスルだね…下ネタかよ(ToT)

ちばぎんカードローンのCMキャラに起用されるOBが卒業した、千葉市稲毛区にある千葉市立稲毛高校

菅原道真左遷1111年の祟りにあった女に「なんにもねぇ」と言われてしまった小島瑠璃子が卒業した千葉市稲毛区にある千葉県立千葉東高校

からはそんなの関係ねぇとあしらわれそうだが、

千葉市花見川区にある、もともと「元」に無縁なマツコ・デラックスと、2017年には「元」の肩書がつく木村拓哉が同級生だった千葉県立犢橋高校のあたりは知らないが、「いい部屋ネット」の数十年後を見せつけられた感じの千葉市若葉区に逝ってしまった先週末だった。

近く「元」の肩書がつく小嶋陽菜嬢の出身地「鷲宮団地」が限界集落であることは聞いていたが、千葉市若葉区には限界集落ほど規模が大きくない「限界部落」が点在していた。

皇太子ご成婚だので沸いた高度成長期に、千葉市や市原市など東京湾岸を埋め立ててこさえた埋め立て地に並んで建てられたコンビナートの従業員やその家族を収容しようと建てられた団地が、時を経て老朽化してしまったほか、建材の強度向上・高層建築技術の進展で東京寄りに多数建てられたマンションに住民を奪われ、ついでに損益計算もロクにせず「資産活用」「アパート経営」の甘いささやきに騙されて粗製乱造までやられたアパートとの競争まで激化し…ついでに転居しなくても死去で居住者が減る現実まで。団地の「限界部落」スパイラルはどうにもならない。建てられたばかりのころは「いい部屋ねっ、と」喜ばれていたのに、今となっては「いい部屋ネットの成れの果て」(ToT)

●●駅までバスで★★分、そして東京駅まで1時間以上…これでは「千葉都民」はよりつかない。
酒を浴びるか、深夜残業か、夜遊びかはともかく、最終電車が出てしまった後の深夜タクシーで帰宅する運賃を考えたら、家賃が高くても千葉市郊外より江東区や墨田区の方が安上がりになってしまう。

2017年には「元」の肩書がつく木村拓哉とわかるはずもなかった、週末のお話でした。

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別に千葉県とは何の関係もなければ、「富津岬を切って去勢した」チーバくんとも何の関係のない株話でも、今日は書くとしよう。

疲弊が激しい最近だが、明確なネタが見つかった時ぐらいは書いておかないと。

一般向けには「終戦記念日なので休暇を取る者が多く、市場参加者が少ないので薄商いだった」として通ってしまう。東証1部の出来高は今年最少、売買代金は2番目に少なかった。個人トレーダーに限れば「せっかく会社が休みだから株を買おう」なんて一見さんが多数紛れ込んで多くなっているはずだが、会社が夏休み・お盆休みで法人需要が激減したことの影響の方が大きい。

参加者のボリュームが減ってしまったことで、「一方通行」感が強くなってしまった。

リオデジャネイロオリンピック、全国高校野球選手権大会、お盆の墓参りに多くの人が持っていかれ、ついでにSMAP解散ショックで株女を寝込ませ…そんな面がないとはできないが、会社が夏休み・お盆休みであることの影響に比べたらどーってことはない。

今日の東京株式市場は、基本的に「参加者が少ない」ことがたたって、過敏な上げ/下げに見舞われる銘柄が相次いだとだけはできる。

中国ネット通販企業アリババが好業績を発表したことで、大株主のソフトバンクグループが7%高(6804△451(△7.10%))とか…やっとれんわ。ただ、アリババが好業績を発表したのは日本では山の日で休場だった11日。発表後最初に場が開いた12日金曜日は6353▼11で値下がりして、その次の営業日である今日が6804△451なんて、まともな流れとは思えない。

ソフトバンクグループの「1営業日遅れ」の動き、ヘンだ。だが、連結PERは今日の終値でも9倍台なので特に割高感はない。

「1営業日遅れ」でソフトバンクグループ以上に違和感を禁じえなかったのは東芝だ。
東芝が4-6月決算を発表したのは、先週金曜日・12日の14時だった。家電事業売却益の特別利益に、安月給で有名な電機労連企業の給料にカットを加え、美化語で卒業という「足を洗う」人の続出で総賃金が減少し、ついでにありとあらゆる「カネやらね」のリストラ手段で鉛筆をなめて作り上げた好決算にしたのだが、日経朝刊に載せられた営業利益と大差なしと、反応なしだった。
だが、今日の東芝は、12日14時から東芝からとくにネタが出されていないのに、9時ちょうどには買いが多過ぎて呼び値FULLでも寄り付かず…なんのこっちゃと思っていたら、野村(250→280)JPモルガン(330→350)マッコーリー(275→335)の目標株価引き上げが原因だと後でわかった。金曜場中の平田政善CFO記者会見は全く相手にされず、野村・JPモルガン・マッコーリーの作文に翻弄される惨めな株価…泣けてくる。

目先の金に目がくらんで、利益を計上したまではいいが、ご丁寧にも【事業等のリスク】で自ら書いている、『人的資源の確保』に抵触しているなんて、笑えない事態に追い込まれている不都合な真実、ヘトヘト営業マンには気が付かせないんですかね?

東芝HPに記された【事業等のリスク】(177期有価証券報告書)から

2)人的資源の確保

当社グループの事業の成否は、開発、生産、販売、経営管理等のすべてのプロセス、分野における優秀な人材の確保に大きく依存しています。特に事業のグローバル展開推進には、人材の確保が必要不可欠です。しかし、各プロセス、分野における有能な人材は限られており、人材に対する需要が高まっているため、人材確保における競争が激しくなっています。このため、在籍している従業員の流出の防止や新たな人材の獲得ができない又は獲得するために従来以上のコストが必要となる可能性があります。
一方、当社グループは固定費の削減を目的として、人員再配置及び再就職支援を含む早期退職優遇制度による人員対策を2015年度に実施し、強化事業部門への人員シフト、賞与の減額、役職者の賃金減額、諸手当・日当の見直し、社外への委託業務や有期限雇用社員による業務の取込み、有期限雇用社員の削減等の人事上の施策を実施しています。しかしながら、かかる人事施策の実施により期待された固定費削減の効果が得られない可能性や、かかる人事施策の実施により、当社グループの従業員の士気、生産効率又は人材の確保に悪影響を及ぼす可能性があります。

もっとも、今の東芝株は、値動きばかりが激しくなってしまった、ギャンブル銘柄と化してしまっている。投資の意味で東芝株を買うぐらいなら、ブラザー株やエプソン株を買っておいた方が身のためだ。約30万円で東芝株を買うぐらいなら、競馬の札幌記念で3000円負けた方がマシというものだ。

かつて東芝EMIから発売された、小松政夫・唄「しらけ鳥音頭」(1978)の一節を書いて終わりです。

しらけないで
しらけないで
しらけたけれど

みじめ みじめ

日経平均 16,869.56 ▼50.36
TOPIX   1,316.63 ▼6.59

最近、エレキ負け組を書こうとすると、港区芝浦の東芝とシャープが東西横綱扱いとなってしまう。JDIやNECあたりがその次。

東芝がHPに記している【事業等のリスク】の【人的資源の確保】って、【かもしれない】扱いのリスクじゃなくって、【に違いない】リアライズなので笑えない。

余計なお世話だが、シャープがHPに記している【事業等のリスク】には【人的資源の確保】なんて一言も記されていなかった。優秀な人財が去り、憂愁な人員が遠距離通勤でヘトヘトになってまでもしがみつく笑えない状況なのかも…

今日のカキコは、以上です。

日本時間の今日・早朝、体操男子団体がリオデジャネイロオリンピックで金メダルを獲得した。
日本体育大学の学生である白井健三選手を除く、内村航平・田中佑典・山室光史・加藤凌平の4選手が所属するコナミスポーツの持株会社・コナミホールディングスは、3895△175(△4.7%)と大幅高になったのではあるが、これを安直に「金メダル効果」とやられてしまうと「?」となってしまう。58年前の1958年に「新人・長嶋茂雄効果で後楽園スタヂアムが高くなった」ほんまかいな?別の理由があったんじゃないの?の創作話以降、この手の話がさんざん言われ続けてきた。
今日のコナミホールディングスの大幅高の真の理由ですか?
たぶん、日経平均の欠陥から、【日経平均株価の比重÷浮動株基準株価指数の比重】が、コナミHDが日経平均採用225銘柄の中で上位10銘柄に入ってしまうため、日経平均株価を担ぎ上げるのに使いやすいと、各種ファンドが担ぎ上げたことと思われ。
もし、4選手の所属が、【日経平均株価の比重÷浮動株基準株価指数の比重】の下位10銘柄になってしまう4メガバンクグループ(三菱UFJ、三井住友、みずほ、りそな)だったとしたら、各種ファンドは金メダルだけで△4.7%も担ぎ上げられない。

★★★★★★★★★★

大林宣彦監督の「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」尾道三部作とはちっとも関係ないが、明治の木造建築・JR尾道駅の見納めに行こうと、尾道へ行こうと思ってしまう今日この頃…(一回も見ていないのに見納めって?)

リオデジャネイロ五輪で日本女子バレーボールがカメルーンを下して予選初勝利を挙げたこととは関係ないが、相模原障碍者施設大量殺傷事件犯人と同じ高校を卒業した、ソウル→バルセロナ→アトランタと3連続出場も4位が最高でメダリストではない大林素子さんの名前を出してもしょうがないが…

今朝、9時の寄付きだけなら平穏だったスーパーゼネコン大林組の株式が、大林組が施工した東京スカイツリーから飛び降りたような、急落ショックが起きてしまった。
昨日1単元を確保しておいたのもあって「ゲッ」と思うしかなかったのであるが、原因がどこにも出ていなかったので「好決算発表の鹿島建設買いに対する大林組売り?」と理解しようとしたが、大成建設も清水建設も飛び降りた雰囲気はなかったので、はてなと思うしかなかった。

やがて、ブルームバーグ日本語版で理由を見つけた。

米国のサンフランシスコ・クロニクル紙は8月8日、米国サンフランシスコの超高級マンションでもある高層ビル「ミレニアム・タワー」が16インチ(約40センチ)地盤沈下し、建物が傾斜していると報じた。この建設に、大林組の連結子会社ウェブコーが関わっている。

地盤沈下に対応するための追加費用発生を懸念して、大林組の株価がスカイツリーから飛び降りたような下げ方となってしまった(ToT)

株価がスカイツリーから飛び降りたような下げ方…

リストラで工場閉鎖となったNEC横浜事業場の跡地に建ててしまった、三井不動産・三井住友建設・旭化成の三井一派がやってしまった「悔いだらけの杭打ち傾きマンション」の一件で、三井一派が大幅安に追い込まれたことを連想させられてしまった。

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最近、ろくに書けていないが、最近の大きな流れは「輸出株を買う一派A」と「ディフェンシブ株を売る一派B」がかみ合わずに同時に取引している感じ。

そのせいなのか、海外勢のSummer Vacationのせいなのか、欧米オセアニア参加者が減ってしまって上げも下げも大振りにされがちとも見える。

為替、原油相場…そんなの気にしねぇ。
「ぼくちゃんがかぶあげろとしじしているんだからだまってめいれいどおりにやれ」と日本ではやられ
「金を用意しないとダメなんです」とファンド解約に欧州や中東から指示が飛ぶので、機械的な売りがディフェンシブ系をコアに出され

そんな感じ。

今日の東京株式市場は、結果的に「上げの火曜日」になった格好だが、決算に反応したものを除くと、理由なき一方的アゲ/サゲみたいな雰囲気に見えた。

しっかし、大林組の値動きには面食らうしかなかった。今日の出来高は31,817,200株で出来高5位でユニチカ以上、売買代金は9位でみずほFG以上なんてとんでもない数量になってしまった。大林組の出来高3000万株以上は、2013/09/10と2009/11/27の2回しかない。2009/11/27に次ぐ過去10年で2番目の出来高。ありえんわー。
今年に入ってからの出来高のレンジの10倍弱! そりゃあムチャクチャになりますって。

日経平均 16,764.97 △114.40
TOPIX   1,317.49 △11.96

大林ショックの件が登場してしまったので、無理矢理書いてしまった形です。

今日のカキコは、以上です。

ラーメン小池さんの地元、東京03から、(サンシャインシティより緩い)崖を飛び降りて小池百合子さんが東京都知事になってしまったと思ったら、富士山から飛び降りるって…噴火口や樹海に堕ちる自殺行為になりかねないじゃないか熱湯コマーシャルに出てろよ04(村田れんほーさん)さん

なんてレベルは緩いもんだ。ラーメン小池さんの地元は東京03で間違いないが、04れんほーさんの地元は埼玉西武ライオンズ・柏レイソル・鴨川シーワールドがある04ではない…残念。

例年なら、8月初旬の土曜日ということで、全国高校野球選手権大会の開幕日となるはずの今日だが、今年はリオデジャネイロオリンピックの開幕式が時差の関係で真裏になってしまうためか、明日になっている。こればかりは相手が悪いとするしかない。

★★★★★

かつて一世を風靡したカタログ通販会社は、時代遅れ、風前の灯火に変わって久しい。

セシールは
独立系
→ライブドア系
→フジテレビジョン系
のフジテレビ黒歴史をたどった後、フジ系ディノスと合併して一ブランドへ。でも合併会社は利益を上げるのに苦心している模様(ToT)

かつて「ニッセンのチラチラチラシ」と後の東京都知事(→ハゲしく炎上して過去の人)のライバル・フェミニストを起用してしまったニッセンは、
独立系
→通販事業強化のためにセブン&アイが子会社化
→でもビジネスモデルが時代遅れで債務超過状態へ転落
→「完全子会社化」ウルトラセブン発動で清算、過去の組織へ

20世紀末に繁盛したカタログ通販会社は、「紙ごみウザい」と「段ボールごみウザい」ネット通販会社に駆逐される運命なんですねぇ…
「立ち読み厳禁」とクソババア・ボロジジイが客を追い払ったら、ネット通販に根こそぎ客を奪われ、名ばかり本屋が次々と廃業に追い込まれたことには自業自得でザマアミロとあざ笑う以外にないが、そんな本屋に無料カタログを置いたカタログ通販会社も風前の灯火になるしかなかったwww

「楽天オークション」「楽天レンタル」など楽天の不振事業が事業撤退なんですと。あちらさまはYahooやAmazonやDMM.comの追撃なんて遠く及ばず、「やってみなはれ」「ダメだこりゃ」の連発ですからねぇ… 「楽天ブログ」ですゎ、撤退? と、ログインしてみてアクセス不能の事態にあたったので思わされたが、こちらは単なるインターフェースの変更。だが、インターフェースの変更がログイン不能をもたらすのは組織没落の現れ。些細な事だが要注意だ。

★★★★★

ここのところ、世界の株式市場は、「動けない」「でも乱高下」と一般的にはみなされているような気がするが、実際には「激しい殴り合い」のようなイメージと勘違いさせられそう。

先週金曜日(7/29)、日銀会合の結果だのETF枠増額だのが短時間で出てしまったので、わかってない作文を書く記者どもは「乱高下」とやって、理解もしていなければ責任もとりたくない「記事購入者」のテレビ局や新聞社などは「乱高下」とやってしまったが、「乱高下」では安直としかできないと指摘しておく。

「日銀会合の結果」「ETF枠増額」それぞれに強く反応した結果、日中足チャートの振幅が大きくなってしまったのは事実だ。でも、乱れてはいない。

「乱高下」とは、特に理由もないのに乱れたように激しく上下動することを指すように思える。このことから、「日銀会合の結果」「ETF枠増額」と明確な理由があって激しく上下動した場合に「乱高下」とするのは日本語として不適切だ。背信した共同通信や時事通信、その受け売り丸投げの地方紙やテレビ局・ラジオ局…猛省願いたい。

東京株式市場では、ここ何年かあった「債券の代わりにでディフェンシブ系を買え」の動きが逆流しているかのようである。その一方で「円高のわりに減益が危惧するほどじゃなかった」と、自動車株を買えなんて動きも現れている。商品市況。雇用統計…関係あるの?

自動車株のお話はホンダ、スズキ、トヨタ自動車、ヤマハ発動機の4-6月期決算発表後の値動きを見れば明らか。
円高だけで説明しようがないフラッシュメモリー関連(本体や製造装置から)、Apple関連(採用部品メーカー各社)、水物のゲーム関連(Pokemon Go関連のライセンス(※1)、株主(※2)、充電器メーカー(※3)など)は語りようがない。

※1 任天堂やテレビ東京、イマジカ、サノヤス、日本マクドナルドなど
※2 (任天堂大株主の)京都銀行、(Niantec出資者の)フジメディアHDなど
※3 Pokemon Goをやるスマホでは電池消耗が早いので、メーカーのI-O DATAやBuffaroなどが

「債券の代わりにでディフェンシブ系を買え」の動きが逆流のパターンは、花王を代表に見ればよさそう。
1-6月期決算で増益になり「上げでは?」と考えられたが、現実には売りが止まらず年初来安値を更新する事態に見舞われている。直近の高値6119(7/21)から、とくに下げ材料がないのに昨日の安値は5181と15%強の値下がりに見舞われるとか、世間のニュースでは全く説明がつかない。花王の値動きパターンを見ると、アルゴリズムを使って、所定量を売り捌く一派がいて、株価指標もへったくれもなしに、直線近似的に右肩下がりの値動きにされてしまっている。

花王パターンを探したら、たくさんあった。一例をあげてみた。
とくに業績にネガティブな話がないのに、この半月ぐらい下げオーバーシュートに見舞われた銘柄群
●ライオンが1778(7/5)→1371(8/4)
●明治HDが10900(7/21)→9210(8/5)
●キリンHDが1830(7/21)→1604(8/4)
●味の素が2702(7/29)→2320(8/5)
●積水ハウスが1845.5(7/21)→1594(8/4)
●三井不動産が2448(7/21)→2031.5(8/4)
●JR東日本が9762(7/20)→8705(8/4)
●東急電鉄が900(7/13)→767(8/5)
●ローソンが8240(7/27)→7470(8/5)

航空2社の4-6月決算は確かに前年より下がっているが、実は前年4-6月期が「爆」異常で例年に戻っただけ。でもバカ正直に「下げて当然」と大幅安
●JALが3469(7/19)→2961(8/4)
●ANAが303.7(7/20)→269.4(8/3)

「日銀がETFを増額したので自動車株への資金投入で自動車株が上がった」とはできるが、「日銀がETFを増額したのに内需・ディフェンシブ系が売りに見舞われる」とはできない。

①内需・ディフェンシブ系に多額の資金を投じていた大型ファンド筋(たぶん欧州か中東系)が「清算」「資金回収」に見舞われた
②日銀がETFで自動車株を買いあさった

の二本立てにでもしないと、皆目説明がつかない。でも「内需・ディフェンシブ系に多額の資金を投じていた大型ファンド」も「日銀」も、ここで俎上に上げていないGPIFなど世界中の年金筋も「機関投資家」であることに違わないので、ファンドの属性を理解しないと。

ファンドが内需・ディフェンシブ系を売って自動車株を買う銘柄入れ替えを行った

なんて、個別ファンドのどこもやっていなささそうなことを、意味不明な「合成の誤謬」「実態にそぐわない平均値」を書いてしまうようなイメージになってしまう。

(たぶん欧州か中東系の)大型ファンドの換金売りがいつ止まるんだよ? Summer Vacation入りはいつだ? それとも9月決済45日ルールで8月16日まで?

闇の世界が広がっている。

「ぼくドラえもん」奇妙奇天烈摩訶不思議ホンワカパッパホンワカパッパ…まともに書けない(ToT)

うまく書けません。殴り書きです。
今日のカキコは以上です。

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