キヤノンでは少なくとも2014年6月の権利落ちまでは、少なくとも100株以上で6月の配当を取った人には、翌年カレンダーを12月に送っていた。2015年6月の権利落ちも「12月送付」だったらしい。
2014年12月に、キヤノンの株主カレンダー「世界の街道をゆく」を受け取っている。
2015年12月は、2015年6月に株主でなかったので受け取っていない。
さて、2016年の6月配当権利を取ったので、12月にはカレンダーが送付されるものとばかり思っていた。
先日、8月26日に100株の配当を支払ったと、計算書が封筒に入れられて送られてきた。
それはそれでいいのであるが、封筒に同封されていた小冊子「第116期中間報告書」を一通り見て行ったあと、最終ページ(裏表紙)に至り、そこにベタな形で記される事項に「なんじゃーこれは?」と思う、失望の一節を見つけてしまった。
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当社カレンダーの進呈について
1単元(100株)以上の当社株式を3年以上ご所有いただいている株主様(*)に、
長期保有のお礼として、当社制作のカレンダーを進呈させていただきます。
発送は12月上旬となる予定です。
*本年6月の株主名簿において100株以上ご所有の記録がある株主様で、それ以前の3年間、
6月末日及び12月末日の株主名簿に同一の株主番号にて100株以上ご所有の記録がある方
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平たく書けば、「2016年6月末に100株株主でも。2015年12月に1株も持っていなかったので、カレンダー進呈対象じゃない」ということ。
増配を続けた、でもコピー機・プリンター・デジカメの高収益の元が、ピークアウトして儲かりにくくなって右肩下がりが続くキヤノンである。まだタコ配(利益以上に配当を支払うこと)にはなっていないが、利益の限界に至ってしまった感がある。利益の限界とは別に、東芝から医療機器事業の超高額6665億円買収があった。
赤字の気配までは感じられないが、資金繰りは苦しく(?)ならざるをえないということか。
キヤノンから株主へのカレンダー進呈条件、書き方がややこしいので、平たく書き換えると以下のようになる。
【もらえる】
①(遅くとも)2013年6月に100株以上の配当をもらうよう保有していた人が、そのまま持ち続けていればカレンダーをもらえる。
②2013年6月分の配当金を100株以上の分だけ受け取った人が、その後キヤノン株を売買していた場合でも、常に保有株式が100株以上であれば、カレンダーをもらえる。
【もらえない】
③2013年6月にキヤノン株の保有数が0~99株だった人は、2014年12月、2015年12月に翌年のカレンダーが進呈されていたとしても、「3年以上」の条件を満たさないため、2016年12月にカレンダーは進呈されない。
【ビミョー、グレーゾーン】
④2013年6月分の配当金を100株以上の分だけ受け取った人がキヤノン株を売買していた場合で、6月末日及び12月末日の配当金をもれなく100株以上の分だけ受け取っていたとしても、一時的にでも「キヤノン株保有なし」になってしまった場合、株主番号がいったん削除された後に、違う番号が採番された可能性があるので、カレンダーがもらえない可能性がある。
⑤2013年6月分の配当金を100株以上の分だけ受け取った人がキヤノン株を売買していた場合で、6月末日及び12月末日の配当金をもれなく100株以上の分だけ受け取っていたとしても、一時的にでも「キヤノン株保有数が1~99株」になってしまった場合、「単元株」になっていない理由で株主番号が変えられた可能性があるので、カレンダーがもらえない可能性がある。
(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)
JALの株主割引券で、【7半期続けて100株以上保有の】長期保有の優遇についてややこしさ、まどろっこしさを感じざるを得なかった。
まどろっこしさは、キヤノンも同じ。
キヤノンが提示している、株主へのカレンダーの進呈条件を言い換えれば【7半期続けて100株以上】となる。
ここではめんどくさいので省略するが、上記①~⑤のお話については、グラフをつけてビジュアルに訴えると分かりやすくなる。
(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)
キヤノン100株、今の株価に対して仕入れ値が高いので含み損状態に見舞われているが、買値に対して税込み利回りが4%以上で、国債や定期預金の異常低金利と比べたらとんでもない値だ。それから、100株を売らなければならないほど資金繰りに窮しているわけでもない。そんなことでお漬物にするしかない。このまま、キヤノンイーグルスの選手がラグビーワールドカップ2019に出場するまで持ち続ける公算が高そう。クラクラしてきたわ。
2014年12月に、キヤノンの株主カレンダー「世界の街道をゆく」を受け取っている。
2015年12月は、2015年6月に株主でなかったので受け取っていない。
さて、2016年の6月配当権利を取ったので、12月にはカレンダーが送付されるものとばかり思っていた。
先日、8月26日に100株の配当を支払ったと、計算書が封筒に入れられて送られてきた。
それはそれでいいのであるが、封筒に同封されていた小冊子「第116期中間報告書」を一通り見て行ったあと、最終ページ(裏表紙)に至り、そこにベタな形で記される事項に「なんじゃーこれは?」と思う、失望の一節を見つけてしまった。
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当社カレンダーの進呈について
1単元(100株)以上の当社株式を3年以上ご所有いただいている株主様(*)に、
長期保有のお礼として、当社制作のカレンダーを進呈させていただきます。
発送は12月上旬となる予定です。
*本年6月の株主名簿において100株以上ご所有の記録がある株主様で、それ以前の3年間、
6月末日及び12月末日の株主名簿に同一の株主番号にて100株以上ご所有の記録がある方
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平たく書けば、「2016年6月末に100株株主でも。2015年12月に1株も持っていなかったので、カレンダー進呈対象じゃない」ということ。
増配を続けた、でもコピー機・プリンター・デジカメの高収益の元が、ピークアウトして儲かりにくくなって右肩下がりが続くキヤノンである。まだタコ配(利益以上に配当を支払うこと)にはなっていないが、利益の限界に至ってしまった感がある。利益の限界とは別に、東芝から医療機器事業の超高額6665億円買収があった。
赤字の気配までは感じられないが、資金繰りは苦しく(?)ならざるをえないということか。
キヤノンから株主へのカレンダー進呈条件、書き方がややこしいので、平たく書き換えると以下のようになる。
【もらえる】
①(遅くとも)2013年6月に100株以上の配当をもらうよう保有していた人が、そのまま持ち続けていればカレンダーをもらえる。
②2013年6月分の配当金を100株以上の分だけ受け取った人が、その後キヤノン株を売買していた場合でも、常に保有株式が100株以上であれば、カレンダーをもらえる。
【もらえない】
③2013年6月にキヤノン株の保有数が0~99株だった人は、2014年12月、2015年12月に翌年のカレンダーが進呈されていたとしても、「3年以上」の条件を満たさないため、2016年12月にカレンダーは進呈されない。
【ビミョー、グレーゾーン】
④2013年6月分の配当金を100株以上の分だけ受け取った人がキヤノン株を売買していた場合で、6月末日及び12月末日の配当金をもれなく100株以上の分だけ受け取っていたとしても、一時的にでも「キヤノン株保有なし」になってしまった場合、株主番号がいったん削除された後に、違う番号が採番された可能性があるので、カレンダーがもらえない可能性がある。
⑤2013年6月分の配当金を100株以上の分だけ受け取った人がキヤノン株を売買していた場合で、6月末日及び12月末日の配当金をもれなく100株以上の分だけ受け取っていたとしても、一時的にでも「キヤノン株保有数が1~99株」になってしまった場合、「単元株」になっていない理由で株主番号が変えられた可能性があるので、カレンダーがもらえない可能性がある。
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JALの株主割引券で、【7半期続けて100株以上保有の】長期保有の優遇についてややこしさ、まどろっこしさを感じざるを得なかった。
まどろっこしさは、キヤノンも同じ。
キヤノンが提示している、株主へのカレンダーの進呈条件を言い換えれば【7半期続けて100株以上】となる。
ここではめんどくさいので省略するが、上記①~⑤のお話については、グラフをつけてビジュアルに訴えると分かりやすくなる。
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キヤノン100株、今の株価に対して仕入れ値が高いので含み損状態に見舞われているが、買値に対して税込み利回りが4%以上で、国債や定期預金の異常低金利と比べたらとんでもない値だ。それから、100株を売らなければならないほど資金繰りに窮しているわけでもない。そんなことでお漬物にするしかない。このまま、キヤノンイーグルスの選手がラグビーワールドカップ2019に出場するまで持ち続ける公算が高そう。クラクラしてきたわ。