2021年11月

MSCIのリバランスとか、「社会に続く」扱いに堕ちてしまった衆のお山の大将選びとか、「中断してもいい」とお上が言わないのでお上の顔色を伺うばかりの持ち合い解消売り続行とか…どーでもよくなってしまった。

日本時間14時…と書いてしまうと、どうしても「日経砲」を連想してしまうが、実際にはロンドン時間5時の「日経が買収したFT砲」が強烈過ぎ。

モデルナCEOは、ワクチンのοに対する有効性が低下すると発言した

と、Financial Timesが報道したところ、直ちに世界同時フィナンシャルショックと化してしまった。

ユニクロ指数を崇め奉るしか生きる術がない日経的には「ダウ先物が下がったのをきっかけに」とするんだろうが、これは真っ赤な嘘。あんたーねっとな昭和を引きずる古色蒼然さ、ちがーう!!!

ダウ先物、WTI原油先物、東京・ソウル・台湾・上海・香港・シンガポール・インドの株式市場、豪ドル…と、日本時間14時に開いている取引所は軒並み急落に見舞われる始末だった。バブル崩壊後の、在外移転という名の資産流出の結果、世界同時金融ショックが発生してしまうと回帰現象が起きてしまう日本円は、お決まりの円高。

今日の東京株式市場は…とひとまとめにしてしまうのは違和感がある。
14時を境に2本立てにしないと。

【14時まで】
昨日のοショックはやり過ぎだった。「買うっきゃない」と熱狂しっぱなしのアメリカでは、AMDが上場来高値を更新してしまったとかなんとかを筆頭に、「οで金利上昇緩和が和らぐぞ!」などなんだかんだで買い上げる口実を作っては、株価指数的に先週末の下げの半値以上戻しにしてしまった。当然の様に、それと同時進行のシカゴ・大阪の日本モノ指数先物はプラス。

寄付きは、「信用取引の強制決済」なのか「持ち合い解消売り」なのかが生活必需品に近い銘柄で散見されたが、基本的に上げで始まった。
それ以降は、なんとなく、それなりに進行していくのみ。

【14時】FT砲発射

【14時から】
「世界同時取引所安の流れと化した」とするだけ。

トヨタ、コマツ、イオン、NTT、東京エレクトロン、関西電力、リクルート、三菱UFJ…
14時からの切り取りチャートは、どこも一緒で下にまいっているだけ。

何かに絞って書くだけで十分そうだ。

「下げていない」とカモフラージュに使われてしまっている感じのキッコーマン・味の素・オリエンタルランドはさすがに該当しないが、江崎グリコ、山崎製パン、日本ハム、キリン、コカ・コーラボトラーズ、日清オイリオ、ハウス食品、カゴメ、エバラ、フジッコ、紀文、花王、ライオン、アキレス、良品計画、レック、エフピコ、ナカバヤシ、パンパシフィック(ドン・キホーテ)、いなげや、コメリ、平和堂、サンドラッグ等々、いかにも生活必需品を取り扱う所が軒並み、地方銀行や信用金庫から持ち合い解消を浴びていますなんて年初来安値更新がより続発してしまったとか…

「日経平均ETFなんて買いません」と日銀が宣言してしまった後、大幅安に追い込まれてもう、年初来安値はないだろうと思い込んでいたファーストリテイリングが年初来安値を更新してしまった。

中国人の買い集めなのか、11月20日までは気持ち悪いぐらい下げなかった資生堂は、競馬のジャパンカップで最後の直線で怒涛の追い込みを見せたコントレイルのように、大引け前の怒涛の追い込みで、残り4秒で年初来安値を更新してしまい、さらに下げて終わった。

日経平均 27,821.76 ▼462.16
TOPIX   1,928.35 ▼20.13

東証1部の出来高
 25億4576万株
東証1部の売買代金
 5兆4893億円

尚、出来高が極端に増えているのは、MSCIリバランスによるものなので、FT砲如きは効果はあったんだろうが、無視して構わない。

今日のカキコは、以上です。

先週金曜日書いた通り、ニューヨーク株式は下がって、週明けの東京株式市場の指数は、「ブラックマンデーライト」になってしまった。しかし、寒空の下で村上宗隆が泣き、福永祐一が小春日和の下で泣いた前の先物終値よりは上。

森アナが「ひこーきぐもぉ」なんて歌ってしまうから、JAL・ANAの飛ばす所も、京急・南海・名鉄・JR九州と空港へ行くための鉄道も、MHI・KHI・IHI・FHI・AVIO…と部材供給元も急降下してしまったじゃないかぁと怒っても仕方がない。

それはともかく、11時前の奇妙な上げはなんだったんだか…
まさか、相場師を妨害する、日銀砲を封じ手にするためだったとか。

今日の東京株式市場は、忖度なしに書くなら「ξショック」、忖度の結果が「οショック」とするだけ。今年ずーっと続く「持ち合い解消売り」の結果、全体の値動きを示すTOPIXは、年初来高値~年初来安値の中間からやや安値よりぐらいであるにもかかわらず、年初来安値が東証1部全銘柄のおよそ4分の1を占める異常事態。そんなことで、指数でのイメージより酷い下げのイメージが強く、それが「ξショック」「οショック」で強調されてしまっている感じ。

しみけんを除くスーゼネが
ポケモンパンとかもはや言っていられない第一パンが
大学ファンドが「目標利回りを上回る」と垂涎の武田薬品が
負け犬の遠吠えと歪められそうなライオンが
東京ディズニー「リゾート」マイナス時価総額がマイナスの京成電鉄が

書きなぐるには余り過ぎる銘柄の数々が、年初来安値に追い込まれてしまっている

とにもかくにも、投げ捨てるのが正義だといわんばかりの惨状と化してしまっている。

日経平均 28,283.92 ▼467.70
TOPIX   1,948.48 ▼36.50

東証1部の出来高
 15億3062万株
東証1部の売買代金
 3兆3943億円

そうは言っても、先週金曜午後3時との比較でしかない。

昭和の上司に服従した癖が居残るマスゴミがほざく「ο株感染拡大でニューヨーク株式が大幅安になったのに従い」ではあからさまに誤報だ。

「ひこーきぐもぉ」森アナが給料をもらう会社のグループがほざく「ο株感染拡大で日経平均先物が大幅安になったのに従い」は嘘ではないものの「東京株式市場全体を現わさない」ので針小棒大でしかない。

「ο株感染拡大で東証の指数先物が大幅安になったのに従い」と、書くのが本筋。

土曜午前6時の先物までを考慮して書くなら、
「ο株感染拡大で土曜午前4時頃まで大幅安に見舞われたが、再開後は回復し、下げ幅を縮める流れとなった。しかし、後場は下値を切り下げる流れに終始した」
となる。ただ、これでは、名刺大のスペースしか与えてもらえない共同通信の作文、それをそのまま垂れ流す共同通信ムラのアカ埋~痴呆の紙に至るまで記述不能。これじゃあ、まともに伝わるはずがない。

とにもかくにも、逃げるは恥だが役に立つと思い込む輩のせいで、酷過ぎます。

今日のカキコは、以上です。

昨日は感謝祭という事でアメリカは祝日。
自主性がない東京株式市場は動けないばかりか、深夜の大阪取引所、日経平均先物も動かずじまい。さぁ、Black Fridayだ! とバブルへGo! と行くんだろうか…と午前7時ぐらいでは思っていた。

だが、しかし、南アフリカ共和国で、極めて強いCOVID-19の変異種が登場してしまったと報じられてしまった。

「黒字の金曜日」が「暗黒の金曜日」へ変わるとは、その時は想像すらできなかった。

今日の東京株式市場ですか。
寄り付き時点ではまだ、「COVID-19の変異種」のお話が十分に周知されていなかったのか、指数は下げで始まったとはいえ、よくあるレンジ推移なんだわーと思っているのみ。

しかーし、寄り後は、深掘り、値下げの連続なんて感じ。社畜どもの持ち合い解消売り作業だけでこんなことになろうはずもない。少し遅れてやって来る真っ赤な爆野郎も売り飛ばしで、下へ下へと指数は堕ちていくだけ。

ご丁寧に、前場引けでTOPIXの下げ率は1.89%と、日銀がETF買い出動する基準の2%に至らなかったため(?)至らせなかった輩がいたため(?)、下値支えはなかった。後場の寄り付きであっさり、TOPIXの下げ率は2%越え。

今日は指数だけ書けば十分。小野薬品がぁ、ニトリがぁ…と書いても無力。

持ち合い解消売りと言う名の「ばっかり売りトバシ」のせいで、指数のレンジから鑑みて異様に年初来安値更新銘柄の比率が多い日々が続くが、今日は東証1部銘柄の約6分の1、337銘柄も年初来安値を更新する異常さだ。ゼネコン、味の素キッコーマン高値操作銘柄を除く食品、紙パルプ、ソープ、スーパーマーケット、地銀、テレ朝…並べる意味がないぐらい多岐さにあきれるばかり。

日経平均 28,751.62 ▼747.66
TOPIX   1,984.98 ▼40.71

東証1部の出来高
 13億0290万株
東証1部の売買代金
 2兆9993億円

たぶん、東京時間で思っていたより、ニューヨーク株式は下がって、週明けの東京株式市場の指数は、「ブラックマンデーライト」になってしまうと想像できることを書くのみ。

今日のカキコは、以上です。

今日の東京株式市場ですか。
株なんて関係ないと思い込んでいる面々がざまぁと思っていそうな、転換社債発行のANAが値下げで、日刊工業砲で東洋電機製造が値上げで…とはなっているが、基本的には、ごくごく単純に、最近話題のネタに乗るっきゃない以外はな~んにもできません、とするだけ。

社畜が業務命令を惰性でこなすだけの、持ち合い解消売りトバシが引き起こしてしまう、一般消費関連株の年初来安値更新は相変わらずひどい。共同通信ムラばかりかイジリー岡田氏をレジェンドと奉る痴情波でさえ固執しやがる日経平均株価でも、NHKラジオ第一がイヤミのように「全体の動きを現す」TOPIXでも、年初来安値からは程遠いというのに、東証1部全2183銘柄中161銘柄と約8%もの多数が年初来安値を更新してしまう異常事態。「年初来安値」の対象期間が短い4月でも異常とするしかないが、今は1年の9割弱を消化した後なので、なおのことだ。

鹿島建設、江崎グリコ、亀田製菓、ハウス食品、永谷園、日本調剤、レンゴー、日本ゼオン、アミューズ、武田薬品工業、ジャストシステム、WOWOW、マンダム、PCデポ、オークワ、はせがわ、青森銀行、南海電鉄、名古屋鉄道、学研、ゼンリン…とピックアップしただけでも、グロテスクさを禁じ得ない。こういう値下げ、全く歓迎できない。

そんなことで、パワー半導体の富士電機、コロナ薬の塩野義製薬にすがらないと、スキャルピング、デイトレーダー、経団連のせいで復活を余儀なくされたトイレーダーはにっちもさっちもいきましぇーん、なんて感じ。東映アニメーション、オリエンタルランド、トヨタ自動車、ソニーなど値上げスターを無理に担ぎ上げてきたのも、徐々にネタ切れになってきた感が強い。

まるでこんな酷い流れってあるか?
「日経平均」に固執する共同通信ムラは、官庁には気持ち悪いほど忖度をする。
自民党はやる気なし。金融庁のご指導には知らぬ存ぜぬ。
象徴だけ株高。その他は官製異常株安お構いなし。
そんな焼け野原しか、見えてこない。

日経平均 29,499.28 △196.62
TOPIX   2,025.69 △6.57

東証1部の出来高
 9億5984万株
東証1部の売買代金
 2兆1146億円

今日のカキコは、以上です。

これから約半年の間、自己都合で飛行機に搭乗することはないだろうと推測できているので、金券屋に「株主優待券」を売った。それはそれとして、最近、食べ物やガソリン・軽油、電力・ガス、産業資材に至るまで、便乗値上げとしか思えないSCの駐車場とか、インチキ英語「GOTO」で安く見せかけられる前の高級ホテルとか、狂信者がお布施を止めないチーバくんのベロとか…の中で、「株主優待券」は大幅値下げの大惨事。
コロナ禍ど真ん中の2020年春秋と2021年春は「暴落」でもしょうがないとしても、まだ平時だった2019年秋と比べてざっと3分の2~半値に値下げされちまった感じ。

事情は分かっているつもりだが、気分はフクザツ…

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

最後に書いた18日の気持ち悪い状況は、結局のところ、先週いっぱい続いた。
飛び石連休の中日だった22日は、気持ち悪い売りだけが残り、買い手控えにあっていた雰囲気。

もしかして、12月末締めの処分売りは「余裕をもって11月のうちに」「毎月の締めは20日に」なんてことなんかじゃないの? と思っていた。株式運用に不慣れな地銀・信金・信組・ゆうちょ・かんぽあたりが、お上に服従して、2021年分の安値売りをし続けていたせいなんじゃないか? と思うばかり。

そして今日の東京株式市場、NHKでもFM802でも朝日新聞でも日刊ゲンダイごときでも…日本のマスゴミ的には理解しがたい大幅安と化してしまった。

令和になっても、日本のマスゴミときたら、「アメリカしか見ていない」昭和の悪癖を直さないので、アメリカの金利が上がったとか、1ドル115円越えの円安ドル高を理由にしたがるのだが、かな~り不自然。

確かに、輸出品の円建て利益が増えるという事で、三菱自動車が吹っ飛んだとかは理解できたが、じゃあなんで日本国内の売り上げが10%程度しかないヤマハ発動機が下がるのよとか、14%程度のホンダが下がるのよとかの矛盾もある。

本社がアメリカのマスコミ的に考えた方が、よっぽど筋が通りそう。

昨日、ロイターが以下のものを報じた。

[シンガポール 23日 ロイター] - 中国不動産開発会社、佳兆業集団のオフショア社債を保有し、今月に期日を迎えた利払いを受けていない債権者の一部は、投資銀行のモエリス・アンド・カンパニーにこの問題で助言役を務めるよう要請した。事情に詳しい関係筋が23日、明らかにした。

(中略)

12月7日には別のドル建て債が満期を迎え、4億ドルを償還する義務が生じる。

そういう事かい。中国では恒大集団が理財商品の利払いを遅らせる事が続いているが、佳兆業もかい。ついでに、佳兆業は年内に4億ドルの債券償還義務が…

このことで、佳兆業自身や、その債権を有する者、取引先、その他云々があらゆる金融商品を我先にと売りに出して…

そんなイメージになってしまう。

建設機械、婦人向け化粧品が大幅安に追い込まれたとか…いかにも中国人が爆売りに追い込まれましたよ、なんて感じ。日本国内で慌てて売り飛ばす理由はないし、目立たない様にしたそうな地銀や信金のやりかたとは思い難いので、そういう事だ。こんな大幅安なのに、江崎グリコ、ライオン…みたいな今月も年初来安値に追い込まれた生活関連銘柄に今日、年初来安値の出現が出たとはいえ、ここ何日かと比べて目立ちにくくなったところに、地銀や信金のせいじゃないと感じる次第でもある。

【今日の年初来安値銘柄の例】
花王、コカ・コーラボトラーズJAPAN、中村屋、日清オイリオ、フジッコ、はせがわ、ベルーナ

日経平均 29,302.66 ▼471.45
TOPIX   2,019.12 ▼23.70

東証1部の出来高
 12億2187万株
東証1部の売買代金
 2兆7804億円

今日のカキコは、以上です。

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