株主優待

東京ディズニーリゾート運営会社の株、貯蓄から投資へ、NISA営業に使われるんじゃない?

「貯蓄から投資へ」なんて、財務省や金融庁が一生懸命やっている。…①
東京証券取引所では1単元を5万円~50万円の間にしろと、上場企業に向けてやっている。…②

たぶん、②は①の政府方針があるからやったと思われ。
26日大引けを境に3分割されるファーストリテイリング、3月29日大引けで3分割される東京エレクトロン・ディスコは3分割しても1単元50万円よりはるかに高いのではあるが、これらは例外。

東証上場企業で、株式分割を行うところはほとんど、業績の劇的向上などで株価大幅高でもない限り、
分割後に1単元50万円、1株5000円以下になるようになっている。

昨年9月の海運3社、任天堂、東京海上HD、今年3月の明治HD、信越化学工業、オリエンタルランド、リンナイ、ダイフク、ファナックが、1株5000円以下にするよう分割した(する)一例である。

そこまではベタなのだが…

東証では「上場企業からPBR1倍割れ撲滅」というのを打ち出してきた。
多くの銀行・商社・素材各種・機械部品・自動車メーカーを中心に、ゴロゴロしている。

PBR1倍割れとされてしまっている企業の中には、現預金のほか、割高な保有株式を処分し、自社の株価を上げるための自己株式取得に動くところが出てくるんじゃないかと。
その資金調達に、売却対象となる株式は以下となるはず。

a)高PER、高PBR

b)高成長までは期待しにくい

c)子会社・関連会社ではないが、大株主として名を連ねている。とくに金融系。
 →大勢に影響しない程度なら、売ってはならない場合を除いて売ってしまっているかも…

高PBRランキングを上から見ていった。

これから高成長が期待できそうなところは、過去の蓄積が少ないからしょうがない。

業績がよろしくない、下手すれば債務超過へ向かっているから、分子の純資産が過少になってしまって、分母の時価総額に対してのPBRが肥大化してしまうのでダメだ。

あくまでPERを無視してだが、単純に過去との比較で業績が悪いとはできない、高PBRのところは資金調達売りの対象だ! 大株主に生損保や銀行があれば尚の事だ。

とりあえず、高PBRランキングを上から見て、a)b)c)全てに引っかかったのは3社だった。

オリエンタルランド(9.36倍):第一生命(1.1%)
富士急行(8.55倍):日本生命(9.8%)富国生命(8.8)朝日生命(5.5)
サンリオ(7.18倍):三菱UFJ銀行(4.3)三井住友銀行(4.3)

※PBRは、公表されている最後の決算資料と、22日の時価総額から計算。

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上記3社は、コンプライアンスの意味から保有株式を売られてしまうんだろうなぁ…とは思うが、100株、200株の単位でなら市場で売れても、何万、何十万のオーダーで売れるとは通常考えられない。
「上場企業からPBR1倍割れ撲滅」なんて馬耳東風。自社株買いなんてありえない。
富士急行、サンリオは、持ち合い解消に苦労しそう。

その一方、オリエンタルランド(OLC)ときたら、今でもそうであるように、PERやPBRの意味を知らない面々がほしいほしいと、目をギラギラさせている気配を感じないでもない。

3月末に1対5の株式分割。23/02/22終値のままなら、3月30日には1単元41万6600円(⁺売買手数料)で買えることになってしまう。

また、第一生命保険や千葉銀行や千葉興業銀行や京葉銀行や三井不動産などが、「PBR1倍割れ回避しろ、自社株買いで株価上げろ!」「コンプライアンスで持ち合い解消だ!」みたいな目的で、高PBRな保有OLC株を売り出すんじゃない?
証券会社を使った「株式売り出し」の形で。
4月以降、証券会社のヘトヘト営業、日本経済新聞、千葉日報、千葉テレビ、bayfmからネット広告、「聖子明菜(浜崎)あゆ(み)(氷川)きよしジャニーズ嵐」を主戦場とする女性芸能誌に至るまでのありとあらゆる広告宣伝まで使って、ゆうちょ銀行に続く大型株式売り出しに動くものと予想する。

今日現在の配当金予想から据え置き(1株36円÷5)としても、今日の株価(20830÷5)では配当利回り0.1728%で、今日現在の日本国内銀行の定期預金金利よりも高くなります。

2024年3月配当権利を取るようOLC株を取得し、そのままにしておけば、半期ごとに配当金を受け取れるほか、2027年12月から毎年12月に株主優待「東京ディズニーリゾートのパークチケットに相当する【株主用パスポート】」を受け取れるようになります。

2027年度からは、パークチケット(8400円~)を含めると、100株のご購入の場合、配当金7.2(円/株)×100(株)にパークチケット金額を含め、税込みで2.16%以上相当、配当の税金を引いても2.15%以上になります。

1単元100株で100万円に達しないので、税金がかからないNISAが使えます。

株式売り出しへの応募なので、ご当選の際のご購入に取引手数料はかかりません。

なんて、ノルマ達成しか興味がないヘトヘト脳筋営業が、本社投資情報部から押し付けられた都合のいい数字だけを並べたキラキラ販促パワポなんかを、情弱女子、孫猫可愛がり情弱老人あたりへ、対面で、アポ電で…押し付けるんだろうなぁ…いまから思いやられる。

年末、富士通カレンダーが届いた。
中間報告書が送付された封筒に同封された募集はがきを返信した結果である。

例年通りの「世界の車窓から」カレンダーである。
テレビ朝日・大阪朝日放送・メ~テレなどで放送しているテレビ番組のカレンダーである。

一般に企業は、年末になると挨拶や宣伝等の意味でタオルなどを配るが、それとカレンダーは似ている。

「世界の車窓から」カレンダーも、年末のあいさつっぽい感じなので、「株主優待」と銘打っていないように思える。

そこまではいいのだが、サイズと、2つ折りができてしまうような紙質のものを、ほぼそのままビニールに入れて送って来てしまうのがマズい。

「世界の車窓から」カレンダーは2つ折りされた状態でA3(297×420)、開いたらA2サイズのカレンダーである。
カレンダーそのものはありがたいものである。製作者の手間暇や感性を感じる。

だが…

カレンダー送付の体裁から、送付過程のどこぞで「無神経なカス」が混じると、カレンダーそのものが「荷物投げつけSG」のような形にされ、台無しにされてしまう。

届いていたカレンダーは、DMのように縦に2つ折りされて、ムリヤリ郵便受け(ポスト)に押し込められていた。
せっかくの「世界の車窓から」カレンダーが台無し(怒)。

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カレンダーが無理矢理押し込まられる過程を考えると、無神経に2つ折りで郵便受けに押し込んだ奴が悪いとなってしまう。それが郵便配達か、大家はわからんが、怒りを感じる。無神経だ。
配達員が手渡しするか、間口が30㎝以上かつ奥行きが43㎝以上の郵便受けに入れられた場合は、2つ折りの被害に遭いにくいと思うが、間口が30㎝未満の郵便受けでは、ほぼ例外なく2つ折りの被害に遭っているといいきれてしまう。被害件数は数千のオーダーに拡大していると思われ。

富士通の営業マンが富士通カレンダーをお得意様へ配る際、縦に2つ折りにするだなんて失礼な真似をするはずがない。その程度の事がわからなかったら非常識だ。社長秘書、事業部長、…派遣社員と身分や部署に関係なく。そんなことをしたら出入り禁止、取引打ち切りの遠因とされてしまう。

少なくとも、ポストに押し込めない形状で「世界の車窓から」カレンダーを送付さえしていれば、無神経な輩が介在していたとしても、ポストに押し込もうはずもない。ポストにぶち込む暴挙の前に、痛めつけるような配送工程が考えにくいので、ポストに押し込んだクズが悪いとなってしまう。

来年以降は、折り曲げて品質を損傷する人為的暴挙を排除すべく、以下のどっちかへ送付方法を変更願う。

①カレンダー送付を「筒状」の梱包にして送付する
②カレンダー送付にあたり、板紙として段ボールを1枚入れて「折るな」梱包にして送付する

それにしても、「世界の車窓から」カレンダーの送付方法はお粗末だ。
まだ社員は教育・指導できるかもしれないが、長期アルバイトにまで指導できるとは考えにくい。まして、「郵便は2つ折りで押し込めばええ」と思い込んでいる日本郵便が関与しようもない、分別がまだつかない幼児とか、古い常識を平然と振り回す老人や、自助努力ではどうにもならない発達障害者が最後にかかわってしまった日にゃあ…

「富士通カレンダー事務局」委員会の富士通川崎武蔵中原本店、三菱UFJ信託銀行、JPビズメールには、無神経な輩対策を願いたい。

富士通は通信機器も製造・販売している企業なので、「ラストワンマイル」の意味は分かっていると思うが、「輸配送システムソリューション」ができていない表れが、富士通が外注した「ラストワンマイル」ポスト投函の暴挙になって現れてしまっている。猛省願いたい。

キヤノンでは少なくとも2014年6月の権利落ちまでは、少なくとも100株以上で6月の配当を取った人には、翌年カレンダーを12月に送っていた。2015年6月の権利落ちも「12月送付」だったらしい。

2014年12月に、キヤノンの株主カレンダー「世界の街道をゆく」を受け取っている。

2015年12月は、2015年6月に株主でなかったので受け取っていない。

さて、2016年の6月配当権利を取ったので、12月にはカレンダーが送付されるものとばかり思っていた。
先日、8月26日に100株の配当を支払ったと、計算書が封筒に入れられて送られてきた。

それはそれでいいのであるが、封筒に同封されていた小冊子「第116期中間報告書」を一通り見て行ったあと、最終ページ(裏表紙)に至り、そこにベタな形で記される事項に「なんじゃーこれは?」と思う、失望の一節を見つけてしまった。

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当社カレンダーの進呈について

1単元(100株)以上の当社株式を3年以上ご所有いただいている株主様(*)に、
長期保有のお礼として、当社制作のカレンダーを進呈させていただきます。
発送は12月上旬となる予定です。

*本年6月の株主名簿において100株以上ご所有の記録がある株主様で、それ以前の3年間、
 6月末日及び12月末日の株主名簿に同一の株主番号にて100株以上ご所有の記録がある方
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平たく書けば、「2016年6月末に100株株主でも。2015年12月に1株も持っていなかったので、カレンダー進呈対象じゃない」ということ。

増配を続けた、でもコピー機・プリンター・デジカメの高収益の元が、ピークアウトして儲かりにくくなって右肩下がりが続くキヤノンである。まだタコ配(利益以上に配当を支払うこと)にはなっていないが、利益の限界に至ってしまった感がある。利益の限界とは別に、東芝から医療機器事業の超高額6665億円買収があった。
赤字の気配までは感じられないが、資金繰りは苦しく(?)ならざるをえないということか。

キヤノンから株主へのカレンダー進呈条件、書き方がややこしいので、平たく書き換えると以下のようになる。

【もらえる】
①(遅くとも)2013年6月に100株以上の配当をもらうよう保有していた人が、そのまま持ち続けていればカレンダーをもらえる。
②2013年6月分の配当金を100株以上の分だけ受け取った人が、その後キヤノン株を売買していた場合でも、常に保有株式が100株以上であれば、カレンダーをもらえる。

【もらえない】
③2013年6月にキヤノン株の保有数が0~99株だった人は、2014年12月、2015年12月に翌年のカレンダーが進呈されていたとしても、「3年以上」の条件を満たさないため、2016年12月にカレンダーは進呈されない。

【ビミョー、グレーゾーン】
④2013年6月分の配当金を100株以上の分だけ受け取った人がキヤノン株を売買していた場合で、6月末日及び12月末日の配当金をもれなく100株以上の分だけ受け取っていたとしても、一時的にでも「キヤノン株保有なし」になってしまった場合、株主番号がいったん削除された後に、違う番号が採番された可能性があるので、カレンダーがもらえない可能性がある。

⑤2013年6月分の配当金を100株以上の分だけ受け取った人がキヤノン株を売買していた場合で、6月末日及び12月末日の配当金をもれなく100株以上の分だけ受け取っていたとしても、一時的にでも「キヤノン株保有数が1~99株」になってしまった場合、「単元株」になっていない理由で株主番号が変えられた可能性があるので、カレンダーがもらえない可能性がある。

(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)

JALの株主割引券で、【7半期続けて100株以上保有の】長期保有の優遇についてややこしさ、まどろっこしさを感じざるを得なかった。
まどろっこしさは、キヤノンも同じ。
キヤノンが提示している、株主へのカレンダーの進呈条件を言い換えれば【7半期続けて100株以上】となる。
ここではめんどくさいので省略するが、上記①~⑤のお話については、グラフをつけてビジュアルに訴えると分かりやすくなる。

(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)

キヤノン100株、今の株価に対して仕入れ値が高いので含み損状態に見舞われているが、買値に対して税込み利回りが4%以上で、国債や定期預金の異常低金利と比べたらとんでもない値だ。それから、100株を売らなければならないほど資金繰りに窮しているわけでもない。そんなことでお漬物にするしかない。このまま、キヤノンイーグルスの選手がラグビーワールドカップ2019に出場するまで持ち続ける公算が高そう。クラクラしてきたわ。

昨日の夕方、郵便受けに不在連絡票が入っていた。

当人の意思に関係なく、宮城スタジアムで発覚してしまったファンの性別・年齢層がもたらす行動パターンのせいで、東京ドームと京セラドーム大阪だけとするより、首都圏と京阪神の大規模収容施設でしかコンサートができなくなってしまった、「厄介な未成年女子に飲酒を促すのはケシカラン」ジャニーズ嵐を起用するキリンの47都道府県の一番搾りが郵便局の物流センターに届いたのかと思った。

ここでのキリンの47都道府県の一番搾りとは、昨年末の100株以上株主に届く、株主優待のことである。

でも、差出人様欄にボールペンで書きなぐられた、お世辞にもキレイと言えない文字をみたら、アレ?

日本航空

と書かれていた、それから、郵便物の種類は【簡易・記録】とチェックされていた。
JALのクレジットカードや通販のようなものを利用して​いないので、思い当たるフシは株主割引券しかなかった。

3年前に100株を仕入れた後は、先様の決まりに従って株主割引券が送られてきていた。これまでは、株主割引券を送付してきたあと、わざわざ「不在連絡票」なんて入れてくることもなく、郵便受けに封筒が入れられて終わりだった。

過去3年間と、今回で違うのは、株数が大幅に違ったことぐらいである。3年前に100株を仕入れ、株式2分割で200株になったところに、めぐりあわせで今年3月末に1000株になるよう買い足していた。(今は200株を残して売却済み)。

JALが発行する株主割引券は、おおざっぱに書くと「200株ごとに半期1枚」となる。100株保有者は「1年に1枚」。今年3月末に1000株持っていたので「5枚」。そんな腹積もりだった。

★★★★★★★★★★

不在連絡票の案内に従い、夜に再配達依頼を出した。
「明日の午前中に配達してね」ということで。

そして、午前中に、ポストマンが自宅前にやってきて、チャイムを押した。
そして、受け取り確認の紙切れへの署名と引き換えに、JALからの封筒を受け取った。

封筒には【簡易書留】と印刷されていた。
JALは、株主割引券の枚数が5枚になると【簡易書留】で送付するのね、と思った。

★★★★★★★★★★★

封筒を開封し、中身を確認した。
JALパック割引券が掲載される小冊子(日本航空株主優待のご案内)とともに、株主割引券が同封されていた。
株主割引券の枚数を数えたら、アレ?
1、2、3、4、5、6? 7?
2枚多いぞ!

なんでだろうと思った。
少し間を置いた後、小冊子の2ページ目を見てみた。

発行基準の株数別一覧表を見ただけでは、2枚多い理由はわからなかった。

1000株の人は5枚
1000株以上は500株増えるごとに1枚ずつプラス
100000株以上は1000株増えるごとに1枚ずつプラス

素直に読むと、この3月に2000株から2499株持っていたことになってしまうが、そんなことはないのでアレ?

この件については、一覧表の下に記される脚注に記されていた。

上記に加え、3年(7基準日)連続で同一株主番号でご所有の株主様には、以下の基準により、追加で株主優待券を発行いたします。

300~999株…各7基準日目に1枚
1000~9999株…各7基準日目に2枚
10000株~…各7基準日目に2枚

文面が分かりにくいが、JAL株主として、中間(2Q)、期末(4Q)を7回続けて​通過したら、7回目に「7回目の株数」に応じて株主優待券が追加発行されるとなる。

2013/3、2013/9、2014/3、2014/9、2015/3、2015/9、2016/3と7回続けて株主だったから、7回目の2016/3保有株式数・1000株に応じて、追加で株主優待券が発行されたとなる。7回目の株数で2枚と判断されたが、その前の6回は1株以上だったら何株でも関係ないとなる。

ふぅ。ややこしい。
今は200株にしてしまった後なので、そのまま2016年9月の中間決算を通過しても追加発行を望みようがないが、これが300株以上にしたとしたら、追加発行をしてもらえるのかどうかが脚注からは読み取りにくい。たぶん「各」の1文字が「もらえる」を意味するものと思えるが如何に。

★★★★★★★★★★★

タイトルの話に戻すと、JALは株主優待券が7枚以上の株主には、簡易書留を使って郵送してくるとは言い切れる。簡易書留から一般書留へ変わる境目もあるとは思われるが、それがどこになるかはわかりかねる。
ただ、JALが簡易書留を使って株主優待券を郵送する最小枚数が何枚になるかは、受け取りの経験が1枚と7枚しかないので何ともできない。1枚だったら普通郵便で、7枚だったら簡易書留。それしかわかりません。

ボンカレーに大麦生活。
ありがちな、イージーすぎる昼食だったりする。レンジでチン。

社員食堂立ち入り禁止の派遣社員?
お茶を引くアボットの同僚がマンションの待機室で?
少ない仕送り&奨学金ローン&ブラックバイトで苦しむ大学生・大学院生?

その手の世界を思い浮かべてしまう。

でも、今のところ貧困生活に陥っているわけではない。
大塚ホールディングスの株主優待が4月に青い箱詰めで届いたので、その一部を頂いているだけ。

その程度である。

★★★★★

平成28年熊本・大分地震の直接的被害者にはお見舞い申し上げます。
ただ、人的被害と建物・設備の被害は熊本県・大分県に集中する一方、アジアからの観光客がキャンセルで博多どんたく、長崎・雲仙、桜島、霧島など九州全域で減ってしまった事実もある。

熊本・大分に親類縁者がいないので、自分の身に直接的被害は襲っていないのだが、想定外の「被害」とはいえない「手続き変更」のお願いが届いてしまい、面食らってしまった。

ヤマハ発動機の2015年12月31日現在の株主向け株主優待の商品が、2014年の「遠州産品orヤマハスタジアムでのジュビロ磐田戦入場観戦チケット」から、代行業者に運営を依頼した結果と思える「遠州産品orヤマハスタジアムでのジュビロ磐田戦入場観戦チケットor遠州とは限らない地域名産品orヤマハ発動機施設利用割引券」へ選択肢が拡大した。その選択肢の中から、

あそりんどう 生チーズ饅頭・一五九二

を選び、封筒に同封された小冊子に記された申し込み方法に従い、インターネットで申し込んでいた。申し込んだのは10日(日)の事だった。5月になったら届くので、会社で配るか…そんなことを考えていた。

ただ、何を選んだかをそうそう覚えているものではない。饅頭のあるなしで、特に問題が起きることもないから、そうそう覚えていない。

その後、4月14日・16日に熊本市郊外・阿蘇山の西にある益城町・西原村で震度7を記録する、一連の平成28年熊本・大分地震が発生してしまった。(九州)東海大学の学生が亡くなる、熊本城が崩壊する、宇土・八代、両市の市役所が立ち入り禁止になる、九州新幹線が脱線するなど、被災の話がテレビやインターネットを通じて入ってきた。

そうこうしているうち、自宅のポストに、ヤマハ発動機から「株主優待関連書類在中」の封書が届いた。
最初は、「株主優待」の中身を記した小冊子、リーフレットが届いたのかな? 程度にしか思っていなかった。10日に申し込んでいたことを忘れて。

封筒を開き、同封されていた紙を見て、あっけにとられてしまった。

2016年4月22日

株主優待商品再申し込みのお願い

(中略)あそりんどう 生チーズ饅頭 一五九二】は、このたびの熊本県を中心にする地震によりメーカーが被災し、商品のお届けができない状況になっております。(中略)あらためて優待商品をお選びいただきますようお願い申しあげます。(以下略)

状況が状況なだけに、どうしようもない。
被災から復旧したとしても、優先順位が直営の土産物屋>ネットショップ>株主優待となるのは自明なので、素直に引き下がる以外にない。

同封された小冊子で、【あそりんどう 生チーズ饅頭 一五九二】の箇所に【取扱不可】と印字された紙が貼られたうえで、何か選んでとなっていた。

小冊子に記された、株主優待商品の分布を見て、産地の分布に明らかな偏りがあると気が付いてしまった。

○遠州(静岡県西部)
○熊本
○仙台
○北海道

で産地がすべて片付いてしまっていた。

すべて探すのもめんどくさいので、「ヤマハ発動機」「熊本」だけ探してみたら、船外機を作るメーカーが八代市にあった。ヤマハ熊本プロダクツ株式会社/所在地は熊本県八代市新港町4-8。

そのつながりから、株主優待商品に熊本県産品が含められていたとわかってしまった。
図らずも、勉強になりました。

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